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2016.12.6

手塚治虫原画をカラーで掲載! ミステリー作家があふれでる"手塚愛"をつづった『僕らが愛した手塚治虫 [1]』

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キーワード: マンガ 評伝

手塚治虫原画をカラーで掲載!  ミステリー作家があふれでる"手塚愛"をつづった『僕らが愛した手塚治虫 [1]』

漫画の神様の足跡を追ううち

長じてミステリー作家に!

 

「ご自身の手塚体験を

ていねいに綴って、

自分と作品との距離を

冷静に見ていらっしゃる。

その結果、この本は手塚治虫の

作品について語りながら、

自らの青春を追走した

等身大のストーリーでもあり、

同時に昭和30年代以降の

日本の子供たちのちょっとした

民族史にもなっているという

洒落た内容です」

――手塚眞(ヴィジュアリスト)

 

『僕らが愛した手塚治虫』の著者

二階堂黎人は、

幼少のころから手塚漫画に夢中で、

漫画の神様の足跡を追ううち

長じてミステリー作家に!

奥深い手塚の世界に踏み入り、

ときに迷宮のような謎に挑んできた、

その膨大な作品を当時の状況とともに解説!

 

‹‹この本は、手塚治虫のマンガを愛した

一人の少年の物語というか、回想録です。

彼が子供の頃に読んだマンガや、

テレビで見たアニメ、小遣いを貯めて

買い集めたマンガ本に関することが

ふんだんに出てきます。

そこには、手塚マンガのみならず、

マンガ全般に対する感想や

批評や考察が含まれています››

 

『僕らが愛した手塚治虫』は

小学館のPR誌「本の窓」の

2003年7月号から2008年10月まで連載され

そのあと、手塚治虫ファンクラブの会誌に

場所を変えて、2012年12月号から連載中。

現在、インターネット

http://tezukaosamu.net/jp/fanclub/index.html

この会誌を読むことができます。

本書は、ファンの間では知られる、

この長期連載をまとめた単行本の、

文庫化第一弾!

1970年代前半までをつづっています。

あふれ出る手塚治虫への愛と

造詣をつづった自伝的探究記です。

今回は、単行本未収録の

手塚治虫原画をカラーで掲載しています。

 

小学館文庫

『僕らが愛した手塚治虫 [1]』

著/二階堂黎人

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