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2016.12.7

来年こそは! でも、元旦に一年の目標をリストにする人は達成できない!? 『実践版 孫子の兵法』

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キーワード: ビジネス 歴史 自己啓発

来年こそは! でも、元旦に一年の目標をリストにする人は達成できない!?  『実践版 孫子の兵法』

ナポレオンも毛沢東も

ビル・ゲイツも孫正義も愛読!

 

負けっぱなしの人生を

歩みたくない、すべての方へ!

名将ナポレオン、武田信玄をはじめ、

毛沢東やビル・ゲイツ、孫正義など

リーダーたちも愛読する「孫子」。

古代中国の呉という国で、

将軍だった孫武が書き上げた戦略書です。

過去2500年間、勝利を熱望する人たちに

読み継がれてきました。

本書『実践版 孫子の兵法』は

この歴史上もっとも有名な

戦略書としてあげられる「孫子」を

気鋭の戦略コンサルタントが

現代の視点で分析!

 

‹‹人と組織が争う意味で、

古代中国の戦場と、

現代ビジネスには共通点があります。

一人の天才軍師の思考と視点から、

私たちの日常を眺めたらどう見えるのか。

その答えを追求し、本書で描きました››

 

奇跡や幸運を信じて

物事を楽観視する人は負ける。

 

「孫子」は、とにかく負けないことを重視。

敗者になる人間の特徴には、

自己過大評価と

物事の楽観視があるといいます。

 

‹‹成績の悪いグループほど、

自分を過大評価するといわれています。

さらに、彼らは成績が悪いことを知っても

改善の意欲がありません。

自分たちの欠点はさして大きな問題では

ないと片づける傾向があるからです。

実力の低い人ほど、今の自分で

問題がないと思い込んでいる。

これは兵法書「孫子」と

真逆の発想です。

 

「戦争指導にすぐれた君主は、

まず政治を革新し、法令を貫徹して、

勝利する態勢を整えるのである」

 

勝つ能力を備えている者ほど、

多くの準備が必要と考えているのです。

希望的観測をする人は、

準備をおろそかにする危うい人だと

いえるでしょう››

 

‹‹人は自らにうぬぼれる傾向があり、

自分を特別だと思っています。

ものごとを判断するとき、

自分の浅い経験と思い込みに頼る。

結果、希望的観測で勝負を行い、

負けていく。

 

「戦いをはじめてからあわてて

勝機をつかもうとする者は

敗北に追いやられる」

 

幸運を期待する時点で、

負ける側に立っているのです››

 

自分の弱さやもろさを前提にして

失うものを先にイメージすること。

 

また、ポジティブ・シンキングの

重要性が叫ばれて久しいですが、

孫子では、"ネガティブ・インパクト"こそが

人を突き動かす、と断じています。

 

‹‹新年、元旦に一年の目標を

リストにする人がいます。

たいてい、思い通りに達成できません››

 

‹‹○○をしたい、というポジティブな

リストでは人生は変わりません。

そこに不安がないからです。

逆に、得るのではなく

「失う恐怖」を考えると達成できます。

○○になった状態を失いたくない、

と考えるのが正解なのです。

目標が叶った状態を思い浮かべ、

それを失わない方法を考える。

あの夢が叶わなかったら困る、

と考えるのです››

 

ビジネスだけでなく、

スポーツや受験、結婚、子育てなど、

人生のさまざまなシーンで活用できる

「負けないための戦略」を

97のポイントに整理!

混沌の時代にできた「孫子」は、

先行き不透明の現代社会に

まさに、うってつけの戦略書です!

 

小学館文庫

『実践版 孫子の兵法

人生の岐路で役に立つ「最強の戦略書」』

著/鈴木博毅

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