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2016.11.16
さだまさしと永六輔による“最初で最後の対談”は、仰天秘話と人生訓が満載! 「笑って、泣いて、考えて。 ~永六輔の尽きない話~」さだまさし/著
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「トークの達人」「ベストセラー作家」などの顔も併せ持つ多才多芸の人・さだまさしが「カバン持ちしてでも一緒にいたい」と評する人、それが永六輔さんです。「永さんの話は、汲めども尽きぬ“好奇心の泉の水”のようでした。教養の高さ、話題の豊富さ、深い洞察力、表現の豊かさ、面白さにいつも驚いてきた」と。
さだが、永六輔という人だけが持っている知識や知見、ものづくりのノウハウといった“財産”を、「後世に伝えなければならない」と対談を始めたのは2013年のことでした。本来なら、「5年ほどかけてゆっくりとお話を伺うつもりだった」と言います。
本書では、永六輔さんと“時代の寵児”たちの珠玉のエピソードや、永さんが遺した数々の「歴史的名作」誕生の舞台裏、好奇心や行動力、人間関係、仕事の秘密などを紹介していますが、それらをさだは「永さんの言葉を通じて、開かれる扉がある。気づきがある」と総括します。
この他、「まさし、時間ある?」から始まる2人の止めどない会話の裏話や、さだが永六輔さんに初めて褒められた時の話、2人の出会いからタモリが見つけた共通点、そして「愚痴らない、ひけらかさない理由」「絶対に譲れない正義感」など、心温まるエピソードや思わず膝を打つ名言も満載です! 内容を一部紹介すると──
〈思わず大爆笑〉
●黒柳徹子に「ごめんね」事件
●「歩こおぅおぅおぅ」で坂本九と大げんか
●渥美清は「浮浪児のあんちゃん」
●倉本聰との気持ち悪い縁
●永六輔じゃなくて井伊直弼?
〈あの話の謎が解ける!〉
●作詞を辞めた本当の理由
●みんなが歌える歌であれ
●「温かい」と「冷たい」しか口にしない
●空腹だったから名番組が生まれた
●2020年パラリンピックに出たい!
〈生きるヒントにも!〉
●酒が飲めないなら「杯をわたる風を飲め」
●「人と人とのターミナル」でありたい
●会話が病気のリハビリになる
●百遍繰り返せばネタになる
●つらい場面も笑い飛ばせばいい
最後に、さだはこう断言して締めくくります。
「永さんと同じことをしてもだめなんだろうけど、僕は永さんが歩んでいた道、歩もうとしていた道を、今後も進んでみたいと思っています。皆さんも一緒にどうですか? きっと楽しい仕事と人生が切り開けると思いますよ」
永六輔作品ファンやさだまさし作品ファンにとっては、2人のものづくりのルーツを知ることもでき、すべての作品がより楽しめるようにもなります。また、人間関係や仕事に悩んでいる人にとっても、「楽しく前向きに」人生を過ごせるようになるヒントが盛り沢山。世代を超えて楽しめるトークライブのような一冊。
「笑ってください。泣いてください。でも、少しだけ何かを考えてみてください」──永六輔の背中を追い続けているという「さだ」が、数々の偉業の裏話を余すことなくお伝えいたします!
「笑って、泣いて、考えて。 ~永六輔の尽きない話~」
さだまさし/著
定価:本体1,000円+税
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