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2016.9.15
何かをはじめたいと思っている人、必ず発見があります! メディア大注目の『未来食堂ができるまで』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
キーワード: 未来食堂 小林せかい グルメ 食 開業 飲食店 メディア注目
あなたにとっての「ふつう」をあつらえる、いままでにない飲食店
2015年9月、東京の都心に、たった12席の小さな食堂がオープンしました。その名は「未来食堂」。お店には、開業当初から現在まで、お客、メディア、修業希望者・・・つぎからつぎに人がつめかけています。
‹‹はじめまして。未来食堂です。
「ちょっとした融通がきくお店」、最近少ない気がしませんか。
たくさんのメニューから選ぶのではなくて、自分の気持ちにあったものを作ってほしい。
未来食堂はそんなあなたのための食堂です。
通常のメニューの他に、あなたの気分や食べたいものに合わせたおかずをご用意します。
マヨネーズがたまらなく好きだったり、目玉焼きは固焼き派、ネギは青ネギ派だったり、刺し身に醤油は付けなかったり。ご飯は食べない人。いつも大盛りの人。
一人一人が思っている"ふつう"は、みんなそれぞれ違います。
あなたにとっての「ふつう」、教えてください。
未来食堂はあなた「ふつう」をあつらえます››
お店の主人・小林せかいさんは、東工大数学科卒。日本IBM、クックパッドのエンジニアを経て、「未来食堂」を開業したユニークな経歴の持ち主です。
そんな彼女が、なぜ食堂を開きたいと思ったのでしょう?
‹‹私が「お店を持つんだ」、と決めたのは15歳。人生で初めてひとりで喫茶店に足を踏み入れたときでした››
‹‹そこには、家族の一員として存在する「家庭での自分」でもなく「学校での自分」でもない、「自分」そのままがあり、それを受け入れてくれた空間だったからです。初めて抱いたその感覚に、私は衝撃を受けると同時に、とても居心地の良さを感じました。
そして、そう思った次の瞬間、私はなんのためらいもなく自然に「いつか私も将来こんなお店をやるだろう」と思ったのです››
ありのままの「未来食堂」をすべてオープンに!
喫茶店に行った翌週に学校ではじめたコーヒーのサービス
大学生時代は新宿ゴールデン街のカウンターに立ち、いくつかのバーでアルバイト
それと並行して、学園祭で毎年、個人的に喫茶店を出店
クックパッドの会議室で提供したまかないランチ・・・
「未来食堂」誕生までのドキュメントを日記形式でありのままにつづっています。
外食チェーンでの修業の日々や「未来食堂」コンセプトメイキングの過程、「まかない」「あつらえ」「ただめし」「さしいれ」などユニークなシステムの開発、日々の改良点、メディア対策などすべて、惜しげもなく開示! さらに、巻末には事業計画書全文も収録しています。
‹‹カウンターだけの小さな定食屋が情報をオープンにしているといっても、小さなことだと思います。その旅路もきっと、オープンにすることで皆様に何かしらを還元できればと思っています。ひとりではなく皆様と一緒に試行錯誤できることも、オープンにして嬉しいことのひとつです››
これから飲食業をはじめたいと思っていらっしゃる方はもちろん、起業、新規ビジネスを模索している方にも、必ず発見のある一冊です。
著/小林せかい
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