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2018.5.26
フランス女は本当に恋愛体質なのか!?『50才からが〝いよいよ〟モテるらしい 神話「フランス女」』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
大ブームの「フランス女本」に対する最終回答!!
人はフランス女に生まれるのではない。
フランス女になるのである。
――シモーヌ・ド・ナガサカ
これはジャーナリスト、エッセイストとして活動する著者・長坂道子さんの名言。
京都大学を卒業後、ファッション誌「25ans(ヴァンサンカン)」の編集をしていた著者は、取材で訪れたパリの街並みにひとめぼれ!
それから一年後、パリに移り住み、数年後には「フランス女」という名著を生み出します。
‹‹「フランス女」というコンセプトは、時々フランスの内外で一過性のブームを巻き起こす。類書がたくさん書かれ、ファッションのトレンドを作り、関連グッズが考案される。ここ数年、どうやらまたそのブームが来ているようである。
ブームに乗ずるなんて全然趣味じゃないし、つまらないけれど、いや、私の「フランス女」はブームとは関係のない、もっと切実なアイデンティティの問題であり、セーヌ川のあの日以来、三十年近く、愛で続け、親しみ続けてきたコンセプトなのだから、と自分を正当化してみる。世のブーム本とは一線を画すものを、だからなるべく書かなくちゃ、と思う。そしてそれは「フランス女」論であると同時に、ささやかな「女」論たり得たいという不遜な野望も少しある。
よそ者を魅了するコンセプトには、いつも事実と神話が同居している。そのことを肝に銘じ、彼女たちの生の声の表と裏に耳を澄ませながら愛を込めて分析し、スパイスなども加えて火にくべて、最後はお腹に入れてしまおうというもくろみである。
「フランス女」という神話の奥に滑り込んで、彼女たちと一緒に浮かれたり落ち込んだり、また気を取り直して歩き始めたり。神話の衣は果たして脱がせることができるのか。脱がせた後には何が残るのか。
最初の「フランス女」本からちょうど二十年。あのときの彼女たちも結構な年になり、世界も変わった。流れた時間と刻まれた皺、抱え込んだ荷物をも今回は一緒くたにして、同じくメイド・イン・フランスのワインと一緒に、ほろ酔い気分でゆっくりと消化できたなら、さぞかし愉快なことだろう。››(本書「序章」より)
長年パリに暮らした著者が、一般的な「フランス女」に関する神話を9つ取り上げ、その裏のお台所事情を、ジャンヌ・モロー、イネスなどアイコン達の言動やフランス女性の生の声を挙げて具体的に検証しました!
その1 フランス女は太らない
その2 フランス女は自立している
その3 フランス女は人間である前に「女」である
その4 フランス女は自由奔放(生涯恋愛体質)である
その5 フランス女は、だから産んでいる
その6 フランス女はお洒落である
その7 (けれど)フランス女は合理的(=ケチ)である
その8 フランス女は美しく歳を重ねる
その9 フランス女は遺伝子である
著者の目に映る「フランス女」はこの20年でどう変わったのか?
彼女たちのリアルな言葉や表情が楽しい!
その美意識を支える心のありように、生きてきた軌跡が開花する魅力に、共感と元気がわいてきます。
「フランス女とはなんなのか」に迫るとともに、「日本女性とはなんなのか」が解き明かされていく仕掛けも!
笑って前に進んで行くための道しるべがたくさん詰まった一冊です。
美容ジャーナリスト・齋藤薫さん絶賛!!
「小説のようでも哲学書のようでもあり、ドキドキしながら読み進むだけで半分フランス女になれる本!」
『50才からが〝いよいよ〟モテるらしい 神話「フランス女」』
著/長坂道子
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