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2017.5.30
これがロックの名盤だ!「ロッキング・オン」の人気連載を単行本化!『僕を作った66枚のレコード』
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キーワード: 音楽 エンタメ エッセイ
エルヴィス、ビートルズ、ディラン、ストーンズ・・・すべてはつながっている。
「ロッキング・オン」誌上に6年にわたって連載された人気エッセイ、待望の単行本化!
‹‹これは2010年1月から「ロッキング・オン」で連載している、〈レコード棚いっぱいの名盤から〉の中から66話選んだものである。僕はこういう連載が苦手で、自分でもどうせ1年くらいでやめちゃうんだろうなと思っていた。それが続いていて、2017年になっても、まだやっているのは、自分でも驚いている。どうしたんだろう。
これは初めからきちんとレコードを決めているのではなくて、締め切りがくるとあわてて選んでいるのだ。そのわりには、取り上げているものは、まともじゃないか、と自負している。基本的に、60年代70年代は僕の10代20代になるわけで、その時代のロックによって僕の価値観は作られた。それはちょうど66歳になる今も変わらないわけで、ビートルズをはじめとする66枚のレコードには感謝している››
「ロックンロールを作ったのはエルヴィス・プレスリーである」――と宣言する1枚目「エルヴィス・プレスリー登場!」にはじまり、「1964年2月に日本でビートルズのレコードが発売されたとき、僕はすぐその名を覚えた。ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ。それは奇跡の名前だった」――と語る2枚目「プリーズ・プリーズ・ミー」「この本に載っているレコードは、みんな大切なディスクである。それでも、一枚だけということになったら」――「ア・ハード・デイズ・ナイト」を選ぶ。いわゆる"無人島レコード"といってもいい、という3枚目。そしてディラン、ストーンズ、アニマルズ、ドアーズ、ビーチ・ボーイズ・・・・・・ニール・ヤング、ジャニス・ジョプリン、デヴィッド・ボウイ、フーを経て、最後はジョン・レノンの「ダブル・ファンタジー」――「1980年12月8日、僕のヒーローはいなくなってしまった。何年か前に気がついた。ここまでが、僕の第一章だったのだ。・・・・・・ありがとう、ジョン・レノン」。
著者が人生で愛した、ロックの名盤が勢ぞろい!
エルヴィス・プレスリーがデビューした1954年=ロックの誕生から、ジョン・レノン殺害される1980年まで、ロックの幸せな時代をつづる。名盤誕生の裏話や考察、女子高生が洋楽ロックに熱狂した当時の世相など興味深い話が盛りだくさん!
1話読むたび、1枚レコードがほしくなる名音楽エッセイ集!
66枚の名盤のジャケット写真+収録曲のデータも完全掲載。
『僕を作った66枚のレコード』 著/松村雄策
★こちらもオススメ!
・アルバム14枚を語りつくす愛と情熱の書! 『ウィズ・ザ・ビートルズ』
・ビートルズを愛した少年の60年代青春小説。『苺畑の午前五時』
・『音の糸』は"神の意図"。堀江敏幸が言葉を奏でる、初の音楽エッセイ!
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