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2017.5.26
クリス-ウェブ佳子さん絶賛! じんわりと胸にしみる言葉が満載のワーママ小説『ママがほんとうにしたかったこと』
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キーワード: 小説 家族 ファミリー ビジネス
あなたにとって、本当に大事なことって何?
「仕事も家庭も。仕事か家庭か。
人生はバランスが崩れた時にようやく本気で動き出す。
自分が本当に望むコト=大事なコトを探し中の全ての女性に!」
(「VERY」専属モデル・クリス-ウェブ佳子さん)
家族と本をこよなく愛する3人の子の母アリス。
パート主婦として週3は出版社で働き、ジムで身体を動かし、
友人とコーヒーを楽しむ時間もある。
自分が共働きのママ友たちと比べて
どれだけ恵まれているかはわかっていた。
仕事と家庭、どちらの世界にも属し、毎日を楽しみ、
ワークライフバランスが取れていると。
ところが、ある日、弁護士の夫が昇進を逃したことから、独立を決意。
平穏な暮らしが音を立てて崩れていく。
家計のため、フルタイムで働くことにしたアリス。
就活は思うようにいかなかったが、SNSをきっかけにスカウトされ、
ニューヨークに新形態のバーチャル書店<スクロール>を出店する新興企業に就職した。
アリスは「未来の書店」というコンセプトに大きな希望を抱く。
最先端の職場では聞き慣れない略語が飛び交い、
24時間指示メールを受け取る嵐のような日々。
当初のコンセプトから大幅に外れていくプロジェクトに戸惑いを隠せない。
家事はおざなり、育児もシッター任せ、夫はイマイチ頼りにならず、子どもとの間も微妙に。
ある日、アリスのなかで何かが切れる・・・。
今ある幸せを手放したくない、そう思いながらも、
自分も、パートナーも、子どもたちも、ビジネスも、日々変わり続けている。
さまざまな問題に直面したとき、どう変われるか、どう変わらないでいられるか、
読み手に問いかけてくるような作品。
一生ものの宝物となる名セリフがちりばめられた珠玉の一冊です。
著者のエリザベス・イーガンは雑誌「グラマー」の編集者で、
「ニューヨークタイムズ ブックレビュー」「パブリッシャーズウィークリー」
「ハフィントンポスト」などでエッセイや書評を執筆。
本書はそんな彼女の仕事柄からか、「本」そして「書店」の未来についても、
思いをめぐらす内容になっています。
・「私はいつもひとりでがんばっているのに、
どうしてあなたは一日だけでもひとりでがんばれないのよ」と夫に悪態をついた。
・職場でテンパっているとき、実母から要領を得ない電話。思わず冷たく切ってしまった。
・定時で帰るとき、時間を気にせず働く同僚に引け目を感じてしまう。
・学校の課題の準備を忘れて子どもに責められ、逆ギレした。
・いろいろ抱えすぎてキレたとき、思いがけず子どもの言葉に救われた。
上のなかでひとつでも「これって私のこと?」と共感したワーママ、ぜひ読んでみてください!
『ママがほんとうにしたかったこと』 著/エリザベス・イーガン 訳/阿尾正子
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