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2017.2.6
ビートたけしが「放送コード完全無視」でトランプからアイドル、「笑点」までぶったぎる!『テレビじゃ言えない』
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キーワード: 政治 経済 芸能 エンタメ テレビ SNS
自主規制やタブーの多さにうんざり!
ネット社会の近頃のテレビは
かつてないほどの自主規制であふれています。
番組へのクレームが直接メールなどでスポンサーに届けられたり、
炎上騒ぎにつながってしまうため、
制作側も臆病になってしまっているようです。
コンプライアンス、CMスポンサーへの配慮、
そんな建前のもと、この傾向はエスカレートするばかり。
その影響は大物・ビートたけしにすら押し寄せてきています。
しかし、彼はまったく納得していません。
‹‹オイラもこのまま大人しく終わるつもりはないんでね››
‹‹まだまだオイラの「毒」は消えちゃいないし、消すつもりもない。
ちょっとこの辺りで、「放送コード無視のビートたけしをお目にかけておこうか」››
ドナルド・トランプをはじめとする政治、経済、事件、ネット社会、
アイドル、芸能スキャンダルなどなど・・・。
本書『テレビじゃ言えない』で、彼は毒舌のターゲットを選びません。
そこにはテレビで見せるより、
もっと過激な「反逆児」としてのたけしの姿があります。
自身が権威となってしまった今でも、
それにあらがい続け「一芸人」として「毒」と「くだらなさ」を
持ち続けようとする男のポリシーがあります。
「笑点」で笑ってるからテレビがダメになる!
その一部を紹介すると―――
毎週高視聴率を叩きだし、
国民的長寿番組として君臨する「笑点」に対しては、
‹‹何が面白いのかオイラにはゼンゼンわからない››
‹‹視聴率が高いのは、テレビをつけたまま気を失ってる
ジジイやババアが多いからじゃないか››
と一刀両断。
‹‹こんなマンネリ番組のほうがウケるっていうんなら、
作り手側は「変わったアイディアを出すより、
中高年に安易な焼き直し番組を作っとけばいい」と考えるに決まってる››
‹‹「テレビがつまらない」のはもちろん作り手が悪いんだけど、
もしかしたら「見る側」の責任もある気がするぜ››
とまで言ってのけます。
ほかにも、昨今の角栄ブームに乗っかる庶民はバカだと断じたり、
ネット至上主義の若者たちの「意外な弱点」を示したり、
安倍政権が推進する「1億総活躍」社会の欺瞞を皮肉たっぷりに突っ込んだり、
とにかく切れ味バツグンの内容になっています!!
小学館新書 『テレビじゃ言えない』
著/ビートたけし
小学館新書の前著『ヒンシュクの達人』で
「ヒンシュク」の極意を伝えた著者がヒンシュク覚悟で、
現代ニッポンの矛盾や欺瞞をばっさりたたき切る!
テレビでは放送できないブラックジョーク、大爆笑の下ネタも満載です。
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