第1巻
「のび太の恐⻯」
記念すべき第1作⽬の表紙は、のび太とピー助の友情を深く感じる場⾯です。⽩亜紀の海で⼆⼈が最⾼に幸せな時間を過ごす、いつまでも眺めていたくなるシーンを100年後まで届けたいという思いがこもっています。
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第2巻
「のび太の宇宙開拓史」
第2巻の表紙は、悪徳企業が雇った凄腕の殺し屋・ギラーミンとの対決場面!遠く離れた開拓星を舞台に、射撃の名人・のび太がガンマンとして挑む、手に汗握る一騎打ちの緊張感をお楽しみください。
第3巻
「のび太の大魔境」
冒険先でののび太たちの食事も、大長編を彩る楽しいポイントのひとつ。「大魔境」はタテ型の構図を活かした、見晴らしの良いこの場面が表紙に。ひみつ道具・植物改造エキスで作ったユニークな展望台からの眺めを一緒に味わいましょう。
第4巻
「のび太の海底鬼岩城」
いつもの日常を離れ、予想もつかない場所が舞台になる大長編。第4巻の表紙は、深い深い海底の大平原を疾走するバギーの場面。さまざまなひみつ道具が登場する大長編ですが、単なる道具を超えたバギーのキャラクターも印象的ですね。
第5巻
「のび太の魔界大冒険」
第5巻は、のび太が作り出してしまった魔法世界を舞台にした大冒険! 表紙は謎解きの物語の導入役でもある、のび太とドラえもんの石像です。ミステリアスな雰囲気に気持ちが高まります。
第6巻
「のび太の宇宙小戦争」
ピリカ星に連行されたパピ大統領を追い、宇宙船で地球を飛び立つ場面をセレクトしました。上方に地球が配置され、宇宙空間らしい浮遊感が楽しめます。白黒のメリハリが強調された画面も印象的です。
第7巻
「のび太と鉄人兵団」
第7巻は、人類を奴隷にしようと襲来した鉄人兵団を迎え撃つ場面をセレクト。巨大ロボット・ザンダクロスの足の間から覗き見る大胆な構図に驚かされます。ザンダクロスの巨大感に対し、鉄人兵団の数という対比が際立ちます。
第8巻
「のび太と竜の騎士」
地底に広がる謎の大空間。そこは恐竜たちが闊歩するロストワールドだった! 第8巻の表紙は、敵か味方か正体不明の竜の騎士に導かれ、いよいよ大冒険へと踏み出すドラえもん一行。緊張感と期待が高まるシーンです。
第9巻
「のび太の日本誕生」
中国大陸をめざし、7万年前の世界をのび太が育てた空想動物にまたがり飛翔するひとコマをセレクトしました。雄大な景色や、個性豊かなキャラクターたちが、物語をいっそう盛り上げます。歴史に対する好奇心も刺激され、ワクワクする場面です。
第10巻
「のび太とアニマル惑星」
動物の星の神話の謎を探るため、チッポ少年から禁断の森の探検計画を受ける場面をセレクト。ひみつ道具「動物ごっこぼうし」のかわいい出で立ちとはうらはらに、伝説の悪魔・ニムゲが現実に現われる展開が刺激的です。
第11巻
「のび太のドラビアンナイト」
行方不明のしずかちゃんを探して、ガイドロボットの手引きで794年のアラビアへ。雲ひとつない夜、砂漠の黄金宮を背景にシルエットが浮かぶ場面をセレクトしました。『アラビアンナイト』の世界へと誘われます。開けゴマ!
第12巻
「のび太と雲の王国」
絶滅動物・ムカシダイダラアホウドリの背中に乗って大空をはばたくドラえもんとのび太の姿をセレクトしました。かつて登場したドンジャラ村のホイくんの手助けで天上世界から脱出する、期待感が高まるシーンです。
第13巻
「のび太とブリキの迷宮」
チャモチャ星からやって来たブリキの兵士に捕らわれてしまった場面をセレクトしました。『ガリバー旅行記』を連想させるユーモラスな雰囲気ながら、この後衝撃の展開を遂げる重要なシーンです。
第14巻
「のび太と夢幻三剣士」
危機に瀕するユミルメ国に駆けつける、白銀の剣士ノビタニヤン(のび太)と、魔法使いドラモン(ドラえもん)のクライマックス突入の場面をセレクトしました。真剣なふたりの表情や広がりのある構図が、大冒険気分を盛り上げます。
第15巻
「のび太の創世日記」
大長編では毎回の冒険先も大きな見どころ。第15巻では、のび太がみずから作り出した「新地球」が冒険の舞台に!表紙には、思わずこちらも神さま気分になってしまうような、のび太の神さま姿をセレクトしました。
第16巻
「のび太と銀河超特急」
第16巻は、大冒険への旅立ちを誘ってくれるワクワクするような場面を選びました。夜空を駈け、学校のうら山に降りてくる22世紀のミステリートレイン。大きな車輪や連結棒など、力強い蒸気の音が聞こえてくるような迫力です。
第17巻
「のび太のねじ巻き都市冒険記」
第17巻の表紙は、大団円を迎えた喜びの瞬間をセレクトしました。のび太やドラえもんをはじめ、ウマのパカポコ、ブタのピーブもにこにこ笑顔。なんと「四次元ポケット」まで飛び跳ねて、喜びを表現しています。
―――藤子・F・不二雄
(1982年刊「藤子不二雄自選集7」まえがきより)