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2021.9.22

この犯人(ホシ)を落とせないなら、警察学校からやり直せ。伝説の「教場」を超えるシリーズ最新作!!『教場X 刑事指導官・風間公親』

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キーワード: 小説 警察小説 ミステリー ドラマ化 エンタメ ベストセラー

この犯人(ホシ)を落とせないなら、警察学校からやり直せ。伝説の「教場」を超えるシリーズ最新作!!『教場X 刑事指導官・風間公親』

二度の大型SPドラマ化で日本中が熱狂!

昨年の1月4日(土)、5日(日)に放送され、二夜連続で高視聴率を記録したフジテレビ開局60周年特別企画新春SPドラマ「教場」

待望の続編「教場Ⅱ」も、今年の1月3日(日)、4日(月)に放送され、こちらも大反響!!

ドラマの原作は長岡弘樹氏によるベストセラー「教場」シリーズです。

本シリーズは第1作が登場するやいなや〝警察小説の新機軸〟として評判となり、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位(2013年)、「このミステリーがすごい!」第2位(2014年)2014年本屋大賞第6位に選出されました。

シリーズ最新作となる本書『教場X 刑事指導官・風間公親』は、その第1作を超えるスリリングな謎解き×群像劇が展開されます。

著者自身「書き終えて、これほどの手応えを感じたのは、まさに『教場』(シリーズ第一作)以来」と語るほどの出来栄え。

切れ味鋭い傑作が揃い踏みした(最終話「仏罰の報い」が白眉)倒叙ミステリ短編集となりました。

また、ドラマ「教場Ⅱ」衝撃のラストシーンに登場した〝千枚通しの男〟と、風間公親の闘いを描いた長編としても楽しめます。

 

■ 第1話 硝薬の裁き

益野紳佑の妻才佳は、半年前、車にはねられ亡くなった。

事故の唯一の目撃者は娘の麗馨だった。

警察は幼い麗馨の証言を採用せず、犯人とされた男は不起訴となっていた。

 

■ 第2話 妄信の果て

大学四年生の戸森研策は、地元新聞社から内定を得た。

ゼミ論文の単位が取得できれば卒業も確定する。

前途洋々の戸森のもとへ、担当教授から突然の連絡が入る。

 

■ 第3話 橋上の残影

経理事務の仕事をしている篠木瑤子は、十年前に恋人を自死により失っている。

その死の原因となった男は刑期を終え、娑婆でのうのうと暮らしていた。

 

■ 第4話 孤独の胎衣

短大生の萱場千寿留は工芸家の浦真幹夫と関係を持ち、妊娠した。

浦真は中絶費用を渡し、海外に旅立ったが、千寿留は新しい生命の誕生を待ちわびていた。

 

■ 第5話 闇中の白霧

名越研弥は、闇サイト経由で違法な薬物や商品を仕入れ、莫大な冨を得た。

そろそろ足を洗いたいのだが、相棒の小田島澄葉を説得できずにいた。

 

■ 第6話 仏罰の報い

著名な有機化学者である清家総一郎は実験中の事故で両目に劇薬を浴び、一線を退いた。

隠棲生活を送る清家の悩みの種は、娘・紗季の夫の素行だった。

 

著者による『教場X 刑事指導官・風間公親』ついてのコラムはこちら▶▶▶https://shosetsu-maru.com/yomimono/essay/kyojox

 

『教場X 刑事指導官・風間公親』

著/長岡弘樹

【著者プロフィール】

長岡弘樹(ながおか・ひろき)

1969年山形県生まれ。筑波大学卒。03年「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞を受賞しデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞、同作を収録した文庫『傍聞き』は、40万部を超えるベストセラーとなる。13年に刊行した『教場』は、週刊文春「2013年ミステリーベスト10国内部門」第1位、「このミステリーがすごい!2014年度版」第2位に輝き、2014年本屋大賞にもノミネートされた。他の著書に『教場2』『風間教場』『教場0 刑事指導官・風間公親』などがある。現在、小説誌「STORY  BOX」にて、風間公親の警察学校赴任直後を描いた『新・教場』を連載中。

 

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