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2020.3.10

『がいなもん 松浦武四郎一代』(河治和香・著)が、第13回舟橋聖一文学賞を受賞しました!

『がいなもん 松浦武四郎一代』(河治和香・著)が、第13回舟橋聖一文学賞を受賞しました!

舟橋聖一文学賞は滋賀県彦根市が国宝彦根城築城400年祭の開催を機に創設した賞で、彦根市名誉市民の舟橋聖一の文学世界に通じる優れた文芸作品に対して贈られるものです。このたび小社刊『がいなもん 松浦武四郎一代』が受賞作に決定しました。

 

河治和香『がいなもん 松浦武四郎一代は、松浦武四郎生誕200年、北海道命名150年の2018年に刊行、「第3回北海道ゆかりの本大賞」「第25回中山義秀文学賞」に続いての受賞です!

 

あらすじ:明治時代となり、それまで蝦夷地とよばれていた〈北海道〉に新たな名称を与えるにあたって、最初に提案された表記は〈北加伊道〉であった。「カイ」とは「海」ではなく〈その土地に生まれ住む者〉という古いアイヌ語だったのだ。この〈北加伊道〉を提案したのが幕末の探検家、松浦武四郎である。だが武四郎はその後、自分の名付けた北の大地に足を踏み入れようとはしなかった。なぜか……。

伊勢に生まれ、十六の時に「唐天竺まで」行くかもと家出し、全国津々浦々を放浪した揚げ句、蝦夷地を6回も踏破して、蝦夷地の地図を作り、9800ものアイヌの地名やその風俗を丹念に記録した武四郎は、一方では稀代のコレクターとして知られ、同時に暴走老人気味の〈終活の達人〉でもあった。

 

そんな松浦武四郎の、一途で、そしてちょっとへんてこりんな生涯を描いた一代記。

そう、幕末の水戸藩の藤田東湖は、武四郎の事を次のように記している。……松浦武四郎、天下の奇男児に御座候。

『がいなもん 松浦武四郎一代』河治和香・著 定価:本体価格1,700円+税