お知らせ
2020.2.10
稀代の画家・雪舟の見方が変わる作品案内『サライ 3月号』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
ほとばしるスピード感、乱暴力、規格外の水墨画
室町時代に活躍し、日本の絵描きとして初めて水墨画の本場・中国に渡った雪舟。
2020年は、そんな雪舟がこの世に生を受けて600年という記念の年に当たる。
画聖と呼ばれ、その名を知らぬ者はいないとさえ言われる雪舟の絵の本質とは何か。
その真相を探る
<生誕600年大特集>
[完全保存版] 落ちこぼれの禅僧から世紀の画聖へ
雪舟への旅
天橋立、山口、益田に足跡を訪ねる
第1部 雪舟とは何者ぞ
巻頭言 「雪舟は『逸脱』と『乱暴力』の画家。そこに絵の本質と魅力があるのです」――山下裕二
『慧可断臂図』
1. 雪舟絵画の見どころはここだ
山水画だけではないその魅力『四季花鳥図屏風』
室町時代に抽象画の領域に到達『秋冬山水図』
全長16mにも及ぶ世紀の超大作『四季山水図巻(山水長巻)』
売れっ子画僧の見本帖『倣古図』シリーズ
人物画でも畳みかけるような空間構成『梅潜寿老図』
潑墨という前衛技法への挑戦『破墨山水図』
絶筆にして際立つ雪舟の真骨頂『山水図』
2. 天賦の才を宿した画僧の生涯を追う
雪舟誕生、落ちこぼれの前半生 『雪舟自画像(模本)』
コラム① 「涙で鼠」伝説に見る幼少期の雪舟
念願叶い、水墨画の聖地・中国へ 拙宗『山水図』 雪舟『四季山水図(春景)』
コラム② 京都時代に出会った水墨画の名品
帰国後、各地に行脚し名作を生む
コラム③ 雪舟を支えた大内氏の財力
第2部 雪舟を旅する
1. 国宝『天橋立図』を歩く
現地を訪れて描写したからこそのライブ感
実際に現地を歩くことで見えてくる『天橋立図』の真相と雪舟の想い
神の目線で聖なる地を描いた雪舟
2. 雪舟の足跡を訪ねて大内氏所縁の山口へ
「西の京」を築き上げた大内氏と雪舟の親交を見る
大内氏を言祝ぐ『山水長巻』誕生の舞台を歩く
山口の宿・美味・名品
3. 画僧・雪舟の才能を伝える名庭を歩く
益田の宿・美味・名品
番外編 雪舟に出会える展覧会
<特別付録> 雪舟ブラックの「太軸万年筆」
古風を尊ぶ粋もあるが、こと車に関しては最新型に限る。
ハンドルを持たず〝手ばなし〟で運転できる機能、自動ブレーキ、駐車支援など、先進安全技術を搭載した「次なる愛車候補」をご案内したい。
<特集>
[2020年最新版] これから楽しむ車
運転の醍醐味と世界最高水準の安全・安心技術をあわせ持った厳選16台
旅 便利で楽しい〝どこでもドア〟 日産/スカイラインGTで1泊2日上州秘湯の旅・石川真禧照
人生と車 小説家・川上健一さんが語る「車遍歴」
人生の次なる日々の相棒候補レクサス/ES300hとアルファロメオ/ステルヴィオを乗り比べ
提言 サライ世代のための基礎知識 安全運転のススメ・菰田潔
車種案内 いま評判の「いい車」に試乗してみた
・ メルセデス・ベンツ/A200d
・ BMW/320d
・ マツダ/CX-30
・ アウディ/A1スポーツバック
・ スバル/XV
・ ボルボ/XC40
・ DS/DS3 クロスバック
・ フォルクスワーゲン/パサート
・ ホンダ/ヴェゼル
・ 三菱/エクリプスクロス
・ ダイハツ トヨタ/コペンGRスポーツ
・ スズキ/スペーシア ギア
・ ダイハツ/タント
そのほか、連載・読み物も充実の内容でお届けする。
知識も経験も豊かなシニア世代にとって、人生に必要なのはホンモノと正統のみ。
『サライ』は旅、美味、芸術、文化、道具など、あらゆる分野でホンモノと正統を取り上げ、人生(LIFE)を豊かに、暮らし(life)を愉しくする月刊誌です。
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