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2018.5.21

発達障害者が企業のスーパー戦力となる理由!『専門キャリアカウンセラーが教える これからの発達障害者「雇用」』

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発達障害者が企業のスーパー戦力となる理由!『専門キャリアカウンセラーが教える これからの発達障害者「雇用」』

2018年4月障害者法定雇用率UP これからはハンディキャップを活かせる企業が伸びる!

見えにくいゆえに誤解の多い障害である「大人の発達障害」。

その雇用が喫緊の課題となっています。

2018年4月から、民間企業の障害者の法定雇用率が2.2%に引き上げられるためです。

 

本書は発達障害者の雇用について、主に管理職・人事担当の方に向けて書いた実用的なアドバイス本!

発達障害専門のキャリアカウンセラーである著者は、法定雇用率未達成企業での経験を元に、これまで発達障害を抱えた当事者200人余の就労に関わってきました。

著者は発達障害者の雇用は、彼らの潜在的な「能力」を理解し、引き出すことが重要だといいます。

 

‹‹法定雇用率があるから、「やらなければならないことは、やってないとまずいだろう」というのは、「怒られるから宿題をしなければ・・・・・・」という学生と同じで、極めて消極的な態度です。

「障害者の雇い入れ」にあたって、採用方針すら決定せずに、「数さえ満たせばいい」と求人票を出し、「お客さん(会社にいてくれれば、仕事はたいしたことはしないでいい人)」をお迎えするような会社のやり方には、口にさえ出さないまでも、反感を感じました。

企業が従業員を採用するということは、障害者であっても、一緒に働く仲間を求めるということです。大げさに言えば、その人の人生に関わるということだと思うのです。

もちろん、健常者に比べて、特別な配慮が必要という点はあります。しかし、働く能力はあるのですから、少なくとも、就業可能な障害者は「健常な障害者」と認識すべきでしょう。››

 

また、著者によると、「働く能力」でいえば、発達障害者の能力は並外れているそう。

 

‹‹AI等をはじめとする大変革の時代には、変化に応じて舵を切り、企業をリードしていく人材が必要です。

その人材こそが「異能者」である発達障害者ではないか? 私にはそう思えてなりません。「異能」には、大きな異能も小さな異能もあります。

発達凸凹が小さく、一見、定型発達者と見分けがつかない発達障害者は「普通」を期待され、「異能」は隠れてしまう場合が多いのですが、それでも「異能」を感じることがあります。

大きな異能のように、大変革を独力で成し遂げられなくても、ふとした機会に「どうも違うと思うんだよなぁ・・・・・・」とか、「僕は(私は)こうしたほうがよいと思うんだ」という言葉の中に「異能」を見ることができます。

彼らの「異能」を活かすためには、そのような言葉を聞き逃したり、聞き流したりしない環境が必要です。

その言葉をキャッチできれば、定型発達者には思いもよらないアイデアや手法を生むこともあります。››

 

発達障害者の「異能」を生かした雇用が、企業の便益に寄与する例を紹介しながら、積極的な雇用の価値を説きます。

オリジナルの能力判定・職務記述書・バイタル管理表など、今日から役立つ「実務資料」のフォーマットを付録に完備。

実績をあげている就労支援機関、また、正社員雇用につながった当事者への取材記事も複数掲載。

雇用への具体的なヒントがわかります。

 

『専門キャリアカウンセラーが教える

これからの発達障害者「雇用」』

著/木津谷岳

 

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