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2016.8.23
本選びでお困りのアナタに!『小学生の考える力を伸ばす「国算社理」の1000冊』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
キーワード: 選書 読書感想文 図書館 親子 教育 白井文子 小松田知子 江橋真弓 石故裕介 生きる力
司書教諭4人が1年半かけ選定!
2013年11月に発売された小学百科大事典『きっずジャポニカ 新版』。13500項目のうち重要項目700に対して発展学習に役立つ参考図書を紹介しましたが、その選定を担当したのが、本書の著者である白井文子さん、小松田知子さん、江橋真弓さん、石故裕介さんの4人です。
この都内有名私立小学校の司書教諭4人がさらに1年半かけて、選定を見直し、新刊書300を追加して、1000冊すべての内容紹介を執筆しました。
‹‹2012の夏、私たち4人は毎週のように学校図書館に集まり、約1000冊の本を選びました。そうして最新の小学百科大事典『きっずジャポニカ 新版』の項目に、発展学習に役立つ参考図書として、そのうち700冊を紹介したのです。
この700冊のなかには、新しい書籍もあれば、定番の児童向け書籍もありました。そこで、ここ数年の新刊書をもとにさらなる検討を加えて、国語、算数、社会、理科、体育、音楽・図工、くらしの7分野に分けて選び直すことにしました。そうしてできあがったのがこの本です。本書をまとめるに当たって、あらためてすべて読み直し、内容紹介も書き下ろしました››
気分や目的別で選べる「おたすけアイコン」
7つの分野(教科)にわけた1000冊には、「おたすけアイコン」30種類を用意! それぞれの本にフラグを立てました。以下はアイコンの一部です。
・ 作家になりたいと思ったら読む本
・ 論理的思考をきたえてくれる本
・ 兄弟喧嘩をしたときに読む本
・ とにかく笑える本
・ 死についておしえてくれる本
・ 友達との関係について教えてくれる本
選書ついては、司書教諭の感性のみで決めたわけではなく、それぞれの分野に明確な方向性を設定しました。例えば、版が多い文学作品の場合は・・・
‹‹日本の古典や近代文学は、解説が丁寧で新しい版を。定番の児童文学は、親子で共有できるものを。映画やアニメ、抄訳で知られる海外の作品は、訳文や挿絵で奥深さが味わえるものを選びました››
学校図書館はもちろんのこと、読書感想文用の本選びや子どもに買い与える本に迷ったとき、役立つこと間違いナシのブックリストです!
‹‹教育の世界では、知識偏重の反省から「生きる力をつける」という言葉が、よくいわれます。このブックリストに掲載したのは、まさに、さまざまな価値観が渦巻く現代を生き抜くための本だといえるでしょう››
<きっずジャポニカ・ブックリスト>
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