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2016.6.20

「社内に"不倫サークル"があります」。30~40代 『不倫女子のリアル』に迫る!

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「社内に"不倫サークル"があります」。30~40代 『不倫女子のリアル』に迫る!

ひそかに不倫しているのは有名人だけじゃない。

 

 2016年は不倫騒動が止まらない。

 

・ベッキーと「ゲスの極み乙女。」のヴォーカル・川谷絵音

・桂文枝と演歌歌手の紫艶。

・元FUNKY MONKEY BABYSのファンキー加藤が、お笑いコンビ、アンタッチャブルの柴田英嗣の元妻とW不倫し妊娠。

・三遊亭円楽と40代の一般女性。

 

 彼らが起こした行動は、有名人だから世間を騒がす騒動になっている。一方、世間の水面下では多くの既婚者が、配偶者にわからないように不倫関係をもっている。そんなひそかに不倫している人たちの中から、増殖する30~40代女性の不倫にスポットを当て、インタビューしまとめたのがこの『不倫女子のリアル』。

 

 本書には、もしこんなことを謝罪会見で言ったら、とんでもない騒ぎになるに違いない赤裸々な発言が、女性たちの口から語られている。これがその一部。

 

「人妻が好きという人はいますよ。私が今まで不倫した5人の男性はみんなそうでした。何のプレッシャーもなく会えるからいいんだそうです。実際に私も"お勤め先はどこですか?"とか"年収は……"とか下品なことは聞きませんから。‥‥‥性についても、出産を経験しているといろいろあからさまになりますから、貪欲に楽しめることが大きいのかもしれない」(外資系保険会社勤務・40)

 

「社内に"不倫サークル"があり、出張と称して男女34人で温泉旅行に出かけたりしている」(保険会社勤務・40) 

 

「私からアプローチするときは、FacebookInstagramでつながって、知り合ったその日から"いいね"を押しまくるんです。すると男性は単純だから"俺に気がある?" と思うみたいで。あとは積極的なボディタッチでしょうか。絶対に向こうから誘ってきます」(生活資材メーカー勤務・39)

 

「セックスレスの奥さんに代わって、使い古しの男とHしてあげているんだから、ありがたいと思ってほしい()。慰謝料を要求するなんて言語道断ですよ」(ベンチャー企業社長・40) 

 

 次々と飛び出す衝撃の発言! これらすべて、取材で出てきた本当の話。

 

トラブらないためには、"安"・"近"・"短"。

 

 一見すると、自由気ままに大人の恋愛を謳歌しているようにみえる彼女たちだが、夫にバレる危険性など不倫ならではの落とし穴もある。

 

「言いたくないけど、クラミジア。性感染症ですよ。何かおかしいと思ってすぐに病院に行って調べたら感染していたの。完治するまで1週間も薬を飲み続けなくてはならず、これは新婚当初のように夫と週1ですることになっていたら、感染から浮気がバレていたかも」(法律事務所勤務・41歳) 

 

 また、SNSを普段から利用している人は、自分のプライベートシーンを何かにつけアップしていることもあり、不倫相手から自分の家族や活動エリアなどが簡単に特定され、トラブった際、そこからメッセージを送られたり、弱みを握られたりするケースもある。現代の不倫には、出会いも別れも、SNSが大きく関わっているのだ。

 

 では、ベテラン?の浮気経験者は、相手を選ぶ際、どのようなことに気をつけているのか?

 

「"安"・"近"・"短"。ある程度、お互いに背後の人間関係を知っている"安心"な相手で、仕事やプライベートで関係が"近い"こと。でもパパ友や先生など近すぎる人はダメ。そして情が移らない程度の"短い"期間で終わらせることです」(前出・法律事務所勤務・41歳) 

 

 男性が不倫する場合、女性を"性欲処理の相手"と割り切っているケースが多いが、女性の場合、男性を"恋愛相手"としてみることが多いため、安・近・短の中でも、特に"短い"期間で終わらせることは、苦渋の決断を強いられる。

 

 これだけ世間を騒がし、社会問題となっても、きっと"不倫"はなくならない。これもまたリアルな現実の一部だ。本書に登場する女性たちの本音を聞いて、あなたはどう感じるだろうか。

 

小学館新書

『不倫女子のリアル』

著/沢木 文

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