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2016.3.22
「グローバルなバランス感覚」を駆使して、わが子を世界で通用する子どもに! 『リサ・ステッグマイヤーのグローバルキッズを育てる!』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
どの国の子育てがいい? 今現在のリサ・ステッグマイヤーさんの結論は?
アメリカで生まれ、日本とアメリカで育ち、数々の日本のTV番組で活躍中のバイリンガルタレント、リサ・ステッグマイヤーさん。夫の転勤にともない香港に移住し、2011年香港にて長男を出産、その後、夫の転勤でシンガポールに移住し、2013年7月に長女を出産。
二児の子育てに追われながらも毎日を楽しんでいるリサさんが、彼女ならではの「グローバルなバランス感覚」を駆使した、子育て術を紹介してくれましたー!
「どの国にも、その国の文化を含めて『自分も取り入れたい!』と思う美点があるはずだと思うから、息子や娘にとって今の環境(シンガポール在住)はラッキーなこと。でも、海外で暮らしているからこそ、あらためて気づけた日本の文化の素晴らしいこともたくさんあって、結果、今現在の結論としては、私は日本と世界各国の文化の"いいとこミックス"で子育てしていこうと思っています」と話すリサさん。彼女が考える、日本の良い面と疑問に感じている部分はどんなところなのでしょう?
「昨夏の帰国の際に、子どもたちと『横浜アンパンマンこどもミュージアム & モール』に行ったときのこと。"じゅんばんばん"(NHK Eテレ『いないいないばぁっ!』の歌)はわかっていても、子どもはやっぱりはしゃいで、『あれやりたい!』、『これで遊びたい』となることがある。でも必ずお母さんたちが『順番ね』って言って譲り合っている。これって外国ではまずありません。外国では親が、とにかく自分の子に先に遊ばせようとするんです。まず、親から"じゅんばんばん"を覚えてほしいと思ってしまいますし、そういう環境のなかで生活していくのは正直、疲れます。
『順番を守る』、『列に並ぶ』、『譲り合う』――日本人にとってはごく当たり前のこと。当たり前の感覚。でも、世界から見ればまったく"当たり前"ではない日本の美徳を再認識して気づいたのですが、それってつまりは、"思いやり"の心ですよね」
一方、これは日本以外ではあまり聞かないな、とリサさんが感じているのが・・・
「『お兄ちゃんでしょ、我慢しなさい』、『お姉ちゃんなんだから譲りなさい』という言い方。子育て、しつけには、それぞれのご家庭、親御さんの考え方やポリシーがあると思うので、それがそのご家庭のしつけなら、それこそ他人がとやかく言うことではないけれど、私も息子に『お兄ちゃんだから我慢しなさい』というようなことは言いませんし、今はむしろ上の息子のほうをいろいろいなことで優先しています。妹が生まれてママを取られたとか、それまで独占していた、わが家の唯一無二の子どもという自分の立場を、妹は決して脅かさないと安心させてあげる。そうしたら息子は、『自分の妹を大事にしてあげよう』という気持ちになる」
本書では、日本の子育て、海外の子育ての違いにふれながら、彼女が実践している、海外ならではの子育て法を具体的に紹介! また、グローバルに活躍する著者自身が「バイリンガルになれた3つの理由」や、今、自分の子どもたちをグローバルな人間に育てるためにやっていること、著者をグローバルな人間に育てた「母が語ってくれた、グローバルな子育てへの思い」など、"世界に通用する子ども"を育てるヒントも満載です!
著/リサ・ステッグマイヤー
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