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2019.12.14
萩尾望都の名作に、自分で色を塗れるなんて!『「ポーの一族」ぬり絵BOOK』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
令和初の文化功労者にも選ばれた、萩尾望都の名作「ポーの一族」エドガーの、アランの、原画24点がぬり絵になりました!
少女漫画の新しい地平を切り開き、多くの読み手の心をつかんできた萩尾望都が、1970年代にセンセーションを巻き起こした名作「ポーの一族」。
2016年には「月刊フラワーズ」で連載を再開し、大きな話題になりました。
また、2019年夏に松屋銀座で開催された「ポーの一族展」は、連日大盛況!
ファン垂涎の図録もグッズも大好評、売り場は、驚くほどの長蛇の列に。
■「ポーの一族」とは・・・
青い霧に閉ざされたバラ咲く村にバンパネラの一族が住んでいる。
血とバラのエッセンス、そして愛する人間をひそかに仲間に加えながら、彼らは永遠の時を生きるのだ。
その一族にエドガーとメリーベルという兄弟がいた。
19世紀のある日、2人はアランという名の少年に出会う・・・。
時を超えて語り継がれるバンパネラたちの美しき伝説。
少女まんが史上に燦然と輝く歴史的超名作。
1972年から1976年の連載から40年の時を経て、2016年より「月刊フラワーズ」にて新作が発表、連載されている。
そして今回、待ちに待った、夢のような〝ぬり絵BOOK〟が登場!!
「ポーの一族」から選りすぐりの図版・24点をセレクトし、ぬり絵仕様にしました。
「憧れの先生の絵、その線を確認し、その絵に色を塗る」が、この本で実現できます。
原画をぬり絵用の線画にするのは、なかなか難しいものです。
線の外側をとるのか、内側なのか、センターなのかで、印象が違ってきます。
この本では、イラストレーターの矢原由布子さんが原画感を見事に再現しました。
カラーイラストがあるものは、カラーの見本も掲載。
ガリ無し無線とじで、1枚1枚離せる製本を採用し、彩色したものを切り離して飾ることもできます。
過去に読んだ「ポーの一族」、現代に甦った「ポーの一族」が、彩色することで生き生きと甦ることでしょう。
「白地部分は、雲でも花でも、好きなように描いてくださいね」――萩尾望都
著/萩尾望都
【著者プロフィール】
萩尾望都(はぎお・もと)
福岡県大牟田市出身。5月12日生まれ、牡牛座。血液型O型。デビュー作「ルルとミミ」(1969年)。「ポーの一族」「11人いる!」で第21回小学館漫画賞受賞。
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