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2017.7.5
“私にとって大切な小説です” 女性騎手・藤田菜七子さんもリアルに共感した競馬をめぐる人間ドラマの傑作!『蒼のファンファーレ』
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キーワード: 小説 競馬 馬 スポーツ アニマル 動物 藤田菜七子 騎手
人と人、人と馬、馬と馬を巡る胸アツの物語!
お待たせいたしました!
若き女性ジョッキー・芦原瑞穂と弱小厩舎の活躍を描いた「風の向こうへ駆け抜けろ」の続編、『蒼のファンファーレ』登場です!!
前作「風の向こうへ駆け抜けろ」は、馬好き、競馬好きの方々はもちろん、この世界に興味がなかった方々からも支持され、今秋にはNHKラジオドラマ化も決定!
瑞穂と同じ女性ジョッキーの藤田菜七子騎手も本シリーズに魅了されたひとりです。
最新作『蒼のファンファーレ』を読んでくださった藤田騎手からコメントが届いています!
「面白くて面白くて一気に読みました。
それぞれがアクシデントを乗り越えてみんなで一つになり、夢を追う姿に泣きました。
競馬を好きな人はもちろん、知らない人にもおすすめです!」
偏見、セクハラ、野次、恫喝、裏切り・・・さまざまな障壁を乗り越え、牝馬フィッシュアイズでGⅠ桜花賞にチャレンジした瑞穂。
あれから一年、瑞穂の所属する「緑川厩舎」に一頭のサラブレッドがやってきた。
ここ数年のGⅠを総なめにしている種牡馬の血を引くティエレンだ。
心躍らせる瑞穂。
けれども、ティエレンには致命的な弱点があり、瑞穂はみずからの騎乗スタイルを見つめ直すことになる。
はたして弱小厩舎には不釣り合いな超良血馬がやってきた理由とは?
ライバルの登場にへそを曲げてしまったフィッシュアイズの行方は・・・?
‹‹"俺たちは勝たなきゃいけないんだ。本当の競馬っていうのはな、人と馬が、一緒に生きることだ。人のためにも、馬のためにも、勝たなきゃ駄目だ。そのために、お前の力を生かすんだ"››
またしても窮地に立たされた瑞穂ら緑川厩舎の面々は、それぞれの問題を乗り越えて、再び、大きな夢に一丸となって臨む。
女性ジョッキーの苦悩と葛藤、繊細なサラブレッドたちの表情、彼らに日々愛情を注ぐ厩務員、大興奮のレース描写・・・何度も熱いものが込み上げてくるスポーツエンタメ小説。
現役ジョッキーが「どの場面もすべてリアル」と認める昂揚感あふれる描写、そして、心に傷を抱えながらも前を向く、はみ出し者たちの絆と冒険を、どうぞご堪能ください。
きっと明日を生きる勇気がわいてくるはずです。
著/古内一絵
※本作はJRA発行の「優駿」誌上にて、13回連載していた小説を、大幅に加筆・改定したものです。
★ 「風の向こうへ駆け抜けろ」待望の文庫化!
著/古内一絵
単行本として刊行されてから、競馬ファンにも競馬に興味がない方からも熱い支持を受けたスポーツエンタメ小説が文庫化。
この本が刊行された翌年、彗星のように登場した女性騎手・藤田菜七子さんも、この本を大絶賛してくれています。巻末には彼女だからこそ語れる特別インタビュー「私にとって大切な一冊」収録!!
「主人公の瑞穂の気持ちは、手に取るようによく分かりましたし、私の気持ちを代弁してくれているような部分もありました」――藤田菜七子さん(JRA騎手)
◆この2冊を読んでくださった藤田菜七子さん(JRA騎手)さんが本書の紹介ビデオに登場してくれました~!
・藤田菜七子さん(JRA騎手)絶賛!『蒼のファンファーレ』&「風の向こうへ駆け抜けろ」(古内一絵・著)メッセージビデオ
↑こちらからご覧ください!
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