なぜ競馬学校には「茶道教室」があるのか

勝利は綺麗なお辞儀から

なぜ競馬学校には「茶道教室」があるのか
定価
本体1200円+税
発売日
判型/頁
4-6/210
ISBN
9784093798570
〈 書籍の内容 〉
一流騎手を育てた「勝利の作法」
競馬学校に「茶道」の授業があることをご存知の方は少ないのではないでしょうか。
著者の原千代江さんは、第一期から現在まで、33年にわたり競馬学校で茶道を教えてきました。

15歳で自らの将来を決めた若者たちに必要なのは、お茶の技術ではなく、お茶の心――礼儀作法や美しい所作。それはすなわち、いまや失われつつある日本人が本来持っていた心です。

嘘をつかない。卑怯なことはしない。
季節を愛で、自分の内面と向き合い、本物を知ることで本物に近づく――。
一流の騎手になる前に、おもてなしの心を持った、潔く、責任ある行動のとれる大人になってほしい。
そう考え、生徒たちと接してきた原さんの授業は、今もなお卒業生たちから厚い信頼を得ています。

「心とどう向き合うか」「無駄のない動きをどう身につけるか」など、現代社会を生き抜くヒントとともに、武豊、柴田善臣、横山典弘など一線で活躍するジョッキーたちのエピソードも満載の一冊です。
〈 目次をみる 〉
はじめに

第一章 一期一会 ~私が授業で伝えたいこと~
お菓子の食べ方だけ教えてほしい/十五歳で自分の将来を決めた子どもたち/着物へのこだわり/和菓子職人の心を知る/花を見て四季を感じる/「無事是人馬」/ジャージから制服へ/正しい正座/「お辞儀が綺麗」は最高の褒め言葉/居眠りする生徒がいない

第二章 生きてこそ ~「おばけ」と言われた過去~
いつでも一対一/お茶との出逢い――帛紗と生菓子/人生の転機/死にたい/薬剤師を目指して/閉ざされた道/免許返上/ただひとり、私の過去を知る教え子/四十年ぶりの再会/典ちゃんとの約束/お茶は自分の心と向き合う場所

第三章 意外な共通点 ~無駄の無い動きが美しい~
年に一度のお茶会/お嫁さんを貰うなら……/川崎大師の茶会/ボロボロの卒業式/お茶と騎手は相通ずる/失われた命の輝き……玉ノ井健志/失われた命の輝き……岡潤一郎/僕が勝つまで死なないでね/初めての競馬場

第四章 自慢の教え子たち ~忘れることのない時間~
衣ずれの音から十秒で/駅でこちらを見ていた男性の正体/ゴミ箱に捨てられたお菓子/生放送の収録後/二日酔いの一期生/現役生を驚かせた見事な点前/やっと飲めた苦いお茶/どう見ても私のお辞儀だけど……/競馬学校に女の子/怪我を押してのお茶会亭主/教え子たちのムチ

おわりに

競馬学校卒業生・在校生名簿

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