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2017.4.21

1冊まるごと、見たことも聞いたこともないごちそうがずらり! 『倉敷・平翠軒のごちそう宝箱』

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キーワード: グルメ

1冊まるごと、見たことも聞いたこともないごちそうがずらり! 『倉敷・平翠軒のごちそう宝箱』

銀座話題の新スポットに銀座店がオープン!

岡山県倉敷市の美観地区にある、全国の旨いものを集めた

食のセレクトショップ「平翠軒」(へいすいけん)。

わずか31坪の店内にあふれんばかりに並べられている食材数は約1500点。

見たことも聞いたこともない食材があちこちにちりばめられています。

作家の山口瞳、俳優の三國連太郎、脚本家の橋田壽賀子などの著名人から

有名百貨店のバイヤーまで、おしのびで通うという、知る人ぞ知る名店です。

食べ物好きが平翠軒に入ると優に1時間は出てこられないといいます。

初めて見る食材に目を奪われ、つい長居をしてしまうからです。

平翠軒が「食の迷宮」と化しているのは旨そうな食材だけにとどまりません。

店主・森田昭一郎氏の自筆で商品の脇に添えられた「ムービングPOP」も

店を離れがたくしている要因になっています。

自社で開発したプライベートブランド商品も年々増加!

よそでは真似できないPB商品も平翠軒の魅力です。

その評判は全国の食通のあいだに広がり、

このたび東京銀座の新スポット「GINAZ SIX」内に

平翠軒・銀座店がオープンしました! 

 

本書『倉敷・平翠軒のごちそう宝箱』では、

「すべての商品について、全国津々浦々に足を運び自分の舌で確かめる」という

店主・森田氏オススメの「旨いもの44点」をセレクト!

 

その一部を紹介すると・・・・・・

平翠軒オリジナル「酒宝あかひら」

塩漬けにしたボラの腹子の塩を抜き、乾燥させたのがカラスミです。

片や、塩漬け後、腹子を熟成させた酒粕に漬け込み、乾燥させたのが、

平翠軒オリジナル「酒宝あかひら」です。

カラスミはきちんと乾燥させなければならないのですが、

以前、低気圧が近づいてくる時に仕込んでしまったことがあります。

湿度が上がり、腹子が徐々に嫌な匂いを発してきました。

知人の料理人に相談したら、酒粕に漬けたらいい、

と言うのでやってみたらそのまま忘れてしまった。

しばらくして切ってみるときれいな赤い色に染まり、しっとりとしています。

浸透圧で塩が抜け、酒粕の旨味と香りをまとっていました。

私は森田酒造という酒蔵もいとなんでいるので、酒粕を粕床で持っています。

以前はサワラの腹子で作っていましたが、

瀬戸内産が入手しにくくなってきたことから

近海産のボラでも仕込むようになりました。

適度な塩分と甘みがある酒宝あかひらはカラスミよりもコクがあり、

断然旨いと自負しています。よそではまず作れない逸品です。

▲ 酒粕の甘味と芳醇な香りが絶品の「酒宝あかひら」

 

1冊丸ごと、見たことも聞いたこともないごちそうがずらり!

"食の職人のサポーター"を自負する森田氏が1点1点、

それぞれの作り手の人となりや、おいしい食べ方などをプレゼン!

読めば読むほど、食材の旨みが増していきます!

グルメ必読の1冊です!!

 

『倉敷・平翠軒のごちそう宝箱』 著/森田昭一郎

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