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2017.4.12

日本人の「考える力」は世界最低水準!? 哲人経営者が『本物の思考力』の磨き方、教えます。

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キーワード: キャリア 教育 経営者

日本人の「考える力」は世界最低水準!? 哲人経営者が『本物の思考力』の磨き方、教えます。

根拠なき常識が蔓延する日本

「日本は大学進学率が高い」

「侘び寂びが日本の伝統文化だ」

「日本では夫婦同姓が当たり前」

こうした言説は、新聞やテレビでも

なかば"常識"のように語られています。

しかし、『本物の思考力』の著者である

ライフネット生命会長の出口治明さんは、

思い込みや固定観念にとらわれると、

それらに縛られて常識を疑うことができなくなり、

物事の本質を見誤るといいます。

 

たとえば、上記した日本の大学進学率については……

‹‹日本人の「考える」力を検討してみると、

残念ながら、先進国のなかでは低い水準であると言わざるを得ません。

少なくとも、OECD(経済協力開発機構)に加盟している

35の先進国のなかではかなり低いレベルではないでしょうか。

OECDのデータによると、2014年の日本の大学進学率49%です。

OECD加盟国の平均値が59%ですから、じつに10ポイントの差があります。

他の先進国と比べると、日本は大学に進んで

勉強する人が少ない国であるということです››

 

つまり、日本の大学進学率は高くないし、日本人の知的水準も高いかどうか疑わしいのです。

「考える力」がないということは、有用な情報を見わける能力が欠けていて、

ネットなどで聞きかじった情報にまどわされることも多くなってきます。

 

「考える力」がけっして高くはない日本人が判断力を養っていくには、

リテラシー(本質を見極める力)を鍛えていくしかありません。

本著では、出口さんが実践している「腹に落ちるまで考え抜く」方法を徹底解説!

 

「人間はみなアホである」

「イエス・ノーゲームを繰り返せば、判断力がアップする」

「一瞬で判断できない人は、インプットが足りない」

「正論にかなう論理はない」

「考える力は、訓練しないと身に付かない」

「何かを学べば、人生の選択肢がひとつ増える」

「置かれた場所で咲く必要はない」

 

くつがえされる常識の数々、鋭い視点でとらえた日本の問題点、自分を変える仕組み・・・

幅広い知識と深い思考力、柔軟な発想から生まれた珠玉の言葉に感嘆!

「人・本・旅」から有用な情報を収集し、

「人生をかけておもしろさを追求する」著者の本がおもしろくないわけがない!

お腹の底にズシンと響く一冊です!

 

小学館新書 『本物の思考力』 著/出口治明

 

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