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2016.12.9

「農業」のつぎは「商店街」のあり方に一石を投じる地域活性エンターテインメント! 『脱・限界集落株式会社』

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キーワード: 小説 エンタメ 社会 経済

「農業」のつぎは「商店街」のあり方に一石を投じる地域活性エンターテインメント!  『脱・限界集落株式会社』

“限界集落”を救った

あのベストセラーの続編登場!

 

ひとりの男が中心となって

過疎・高齢化に悩む

“限界集落”の故郷の村を救う!

地域活性エンターテインメント

「限界集落株式会社」 

テレビドラマ化もされ25万部を突破!

第2弾の続編がついに文庫化!

 

現代の農業や地方集落が抱える

さまざまな課題、抵抗勢力と格闘の末、

存続すらあやぶまれていた止村を

村ごと株式会社化することで

窮地から救いだした多岐川優。

あれから4年、村はふもとにある

幕悦町の国道沿いに完成した

ショッピングモールとも業務提携するほど

安定的に発展していっている。

 

そんななか、

かつてさかえていた駅前商店街は、

シャッター通りになってひさしかったが、

コミュニティ・カフェの開店や、

東京からやってきた若者たちで、

にわかに活況を呈していた。

しかし、モールの成功に気をよくした

優のかつての盟友・佐藤の主導で、

駅前商店街の開発計画が持ち上がり、

住民世論は二分される。

その争いは多岐川家の夫婦間にも飛び火。

駅前商店街でコミュニティ・カフェを

運営する又従兄弟を手伝っている

優の妻・美穂は家を飛び出してしまう・・・。

 

開発か? 現状維持か? 

安くて便利なモールや

ネットショッピングが主流になった

いま、あらためて、

"小さなコミュニティの価値"について

考えるきっかけになる一冊!

読後感は、とにかくあったかくて、

気持ちいい!!

 

解説は「里山資本主義」の共著者

藻谷浩介氏。

 

小学館文庫

『脱・限界集落株式会社』

著/黒野伸一

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