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2016.7.6

ジョブズも孫正義も一級品の「おめでたさ」をもっていた!『「おめでたい人」の思考は現実化する』

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ジョブズも孫正義も一級品の「おめでたさ」をもっていた!『「おめでたい人」の思考は現実化する』

人気精神科医による「おめでた思考」のススメ!

 

 現代社会は「おめでたい人」に有利で、反対に「おめでたくない人は」生きづらいことが多い。格差が広がり、息苦しさが増す日本。挑戦するリスクを回避し、失敗を恐れるあまり、何もしない人が増えている。行動さえすれば手に入るものは多いはずで、何もせずにチャンスを逃してしまう、これでは国力も落ちて当然だ。

 

 そんな状況を打破できるのは、「考えても仕方ないことは考えない」「まず行動してみる」おめでたい思考パターンをもつ人たち。数々のベストセラーをもつ人気精神科医の和田秀樹氏は、本書で「おめでたさ」のススメを説いている。

 

 スティーブ・ジョブズも、孫正義氏も、スゴい人たちは、みんな「おめでたい人」たちだ。孫正義氏が「福岡でソフトバンクの前身にあたる小さな会社を起業した際も、2人の従業員を前にして『10年で年商500億円の会社にする』と豪語、あまりの数字にあきれた従業員はすぐさま辞めてしまった、という逸話もよく語られている。」

「あのスティーブ・ジョブズも『アップル製品は世界を変える』と豪語し続け、『自分はとんでもない製品アイディアをたくさん持っていて、それらが世界を熱狂させる』と信じて疑わなかった。実際にそうなったことは世界中が知っている。」

 

 ただ、「おめでたさ」にも、いいタイプと悪いタイプの2種類がある、と和田氏は本書のなかで述べている。

 

〈いいタイプのおめでたい人〉

・ 周囲の批判を気にしない

・ まずは行動してみる

・ うまく行かなければ、次に行く身軽さ

・ 正解などない、と思う知的謙虚さ

 

〈悪いタイプのおめでたい人〉

・ 自分が正しいと信じて疑わない

・ 世間で言われていることをうのみにしてしまう

・ いったん信じると、ほかの人の声に耳を貸さない

・ だまされていることに気づかない

 

 本書では、「ここに列記した世にはびこる『悪いおめでたさ』について述べながら、『いいおめでたさ』がいかに必要か」を示す。また、なぜこの思考パターンが成功を引き寄せるのか、成功者たちの思考がどう働いたのか、わかりやすく解説! さらには、誰でもその思考パターンを身につけることができる日常的な発想トレーニング法も公開している。

 

「死ぬまでに結果が出れば、それでいい。そう思えるおめでたさを身に付けられれば、誰よりも強い人になれることと、私自身信じている」

 

 人間関係の悩みや将来への不安に立ちすくんでしまう人を、「肩の力を抜いて、とりあえず一歩踏み出してみよう」と元気づける、「おめでた思考」のススメ!

 

小学館新書

『「おめでたい人」の思考は現実化する』

著/和田秀樹

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