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2016.5.31
新たなライフワーク、待望の第2弾!! 井沢元彦著『逆説の世界史 ② 一神教のタブーと民族差別』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
『逆説の世界史』シリーズは、累計500万部突破のベストセラー『逆説の日本史』の著者による新たなライフワーク。構想に15年以上を費やした本企画は、民族、宗教、イデオロギーによる偏見や差別を極力排し、いわば「地球人の視点」で歴史を読み解く逆説史観による文明論です。
待望の第2弾は、多神教信者の多い日本人には分かりづらい「一神教の世界」がテーマ。
地球に住む我々の根本的考え方を規定しているのは宗教です。キリスト教徒は約21億人、イスラム教徒は約12億人、つまり地球人類の半分は一神教信者なのです。ところが、日本人には一神教世界の常識が欠けているため、例えばISいわゆる過激派組織「イスラム国」の問題をはじめ、世界で起こっている戦争や紛争の本質を十分に理解できていないのが実情です。
本書では、「ユダヤ人迫害を生んだ根源は『マタイによる福音書』」「ローマ・カトリック教会がタブー視するキリスト教の大矛盾」「ダンテの『神曲』がイスラム教社会で「禁書」となる理由」「シーア派とスンニー派の抗争とムハンマドの血脈」「聖地エルサレムは誰のものか」など、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教それぞれの「神」の誕生と「聖典」の成立にかかわる謎を解明。
さらに、「十字軍遠征がもたらした憎悪の連鎖」「最大最強だったオスマン帝国が衰退した要因」「中東和平をこじらせる最大の障害」等々、いま国際社会に生きる日本人が知っておくべき“すぐそこにある危機”の核心に迫ります。
混迷する世界のニュースをより深く理解するために、「逆説史観」によって読み解いた必読の入門書です。
著/井沢元彦
逆説の世界史News①
小学館のウェブサイト「BOOK PEOPLE」で
好評連載中です!
『逆説の世界史』は小学館のウェブサイト「BOOK PEOPLE」で好評連載中です!
【日本語版】http://bp.shogakukan.co.jp/gyakusetsu/jp/
【英語版】http://bp.shogakukan.co.jp/gyakusetsu/en/)。
YouTubeの紹介ビデオも下記サイトでぜひご覧ください。
【日本語版】https://www.youtube.com/watch?v=YhDSk71FF1U
【英語版】https://www.youtube.com/watch?v=eQ-YsQtXpos
逆説の世界史News②
『逆説の世界史』に電子書籍版が登場!
英語バージョンも!
また、6月中旬には電子書籍版『逆説の世界史』の第1巻「古代エジプトと中華帝国の興廃」と第2巻「一神教のタブーと民族差別」も配信する予定です。
特に、第1巻は日本語バージョンの他に、英語バージョンも作成し、日本だけでなく、英語圏に向けて配信します。
第1巻の英語バージョンのタイトルは――。
An Upside-Down History of the World Vol.1:
The Rise and Fall of Ancient Egypt and Confucian China
ちなみに、第1巻のテーマは「文明はなぜ衰退あるいは停滞するのか」。第一章の古代エジプト文明編では、ピラミッドは何のために造られ、巨大建築物を造る技術はなぜ継承されずに文明が滅亡したのか、という古代史最大の謎を解明。第二章の中国文明の力量と停滞編では、15世紀に世界の最先端だった国家がなぜ六百年以上も停滞しているのか、儒教社会を支配する「中華思想」の不思議を読み解きます。
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