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2016.5.27
映画も大ヒット公開中! 感涙のベストセラー「せか猫」は、「せかボク」が超えるにゃん! 『世界からボクが消えたなら 映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語』
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涙があふれ出して止まらない・・・
映画を観た人、原作を読んだ人、猫好きも、必読!
<ボクの名はキャベツ。
猫である。
ボクのご主人さまは、頭の中にできた大きなデキモノのせいで、どうやらもうすぐ死ぬらしい。
ボクはほんの一週間前まで、このことを知らなかった。
それはご主人さまも同じだった。
これからお話しするのは、同居人であるご主人さまと、猫であるボクとの一週間の記憶。
ご主人さまの、最後の一週間の出来事だ>
130万部を突破したベストセラーが原作の、佐藤 健 & 宮崎あおい出演のヒット作『世界から猫が消えたなら』から、もうひとつの物語が誕生しました! 映画の世界観を、主人公の飼い猫であるキャベツの視点で描いています。
<余命わずかと宣告されたご主人さまは、自分と同じ姿をした悪魔と取引をした。
「この世界からモノを一つ消す。そのかわりに、キミの命を一日ぶんだけ延ばす」と。
電話、映画、時計・・・。モノが消えていくたびに、ご主人さまと結びついていた人の記憶までが失われていくようだ。
そして悪魔は、世界から猫を消すと提案する。ボクのことなんて消してしまっていいんだよ、ご主人さま・・・>
原作とは逆に、キャベツ視点で語られるご主人さまの様子。キャベツが最後にくだす決断とは? あわせて読むと、両作品のテーマである「つながり」がひしひしと感じられて、胸がギュッとしめつけられます! 原作を読んで、映画を観て、本作を読んで・・・泣く。このループが永遠に続きそうな予感。
原作を読んでいなくても楽しめますが、原作にちりばめられた伏線を回収できる、「なるほど、そうだったのか!」という側面もあり。原作を読んだ人、本編を観た人に、ぜひ読んでほしい一冊です。
小学館文庫
『世界からボクが消えたなら 映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語』
著/涌井 学 原作/川村元気
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