藤子・F・不二雄大全集
初期SF作品
1954年に地元の富山県高岡市から上京した藤子・F・不二雄は、そのころからライフワークといえる“SF作品”を精力的に発表していました。本巻には、のちの「大長編ドラえもん」の片りんを感じさせるも打ち切りになった連載作「海底人間メバル」に加え、キラ星のごとく輝く読み切り13本を収録。読みごたのあるスケールの大きい冒険SFから、「ある日本人留学生からのローマ便り」など作者憧れの雑誌『漫画少年』に掲載されたほのぼのとした作品まで、才能の原石といえる貴重な作品をそろえました。

※「恐怖のウラン島」「星の子カロル」は藤子不二雄Ⓐ氏との共著です。
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初期SF作品
[本]A5判/定価:1,540円(税込)/424ページ
[電子書籍]各販売サイトでご確認ください
収録話
は現在発売中の単行本の中で、全集だけに収録されている作品です。
海底人間メバル(第1回)(ぼくら 1955年1月号)
海底人間メバル(第2回)(ぼくら 1955年2月号)
海底人間メバル(最終回)(ぼくら 1955年4月号)
暴風の奇術(少年少女冒險王 1953年12月号)
幽霊ロケット(漫画王 1957年2月号別冊付録)
白魔洞の怪人(漫画王 1957年8月号別冊付録)
宇宙冒険児(漫画王 1958年3月号別冊付録)
恐怖のウラン島(漫画王 1958年10月号別冊付録)
あのロボットをうて(漫画王 1959年2月号別冊付録)
トピちゃん(漫画王増刊「幼年王」 1956年春増刊)
宇宙鉱脈(探検王臨時増刊「漫画ブック」 1954年冬増刊号)
ぼくは…うしろにつけた(漫画少年 1954年9月号)
さてほんとうに穴をでるには?…(漫画少年 1954年10月号)
ある日本人留学生からのローマ便り(漫画少年 1954年11月号)
星の子カロル(たのしい三年生 1957年8月号別冊付録)
ふしぎなほしのぼうけん(たのしい二年生 1958年8月号別冊付録)
ラインナップ
※表題作のほかに複数の作品を含む巻もあります。