『月とアマリリス』書影
本屋大賞作家の新境地となるサスペンス巨編

月とアマリリス

『月とアマリリス』書影
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月とアマリリス

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北九州市郊外の山中で
一部が白骨化した遺体が発見された。
地元のタウン誌で
ライターとして働く飯塚みちるは、
元上司で週刊誌編集者の
堂本宗次郎の連絡で
そのニュースを知った。

遺体と一緒に
花束らしきものが埋めれられており、
死因は不明だが大きな外傷はなかった。
警察は、遺体を埋葬するお金のない者が
埋めたのではないか
と考えているという。

発見された遺体の背景を追い
記事にしないかと
仕事の依頼をしてきた宗次郎に、
みちるは「わたしはもう、
ライターで生きていくって
決めた」と答えた。
みちるには、ある事件の記事を
書いたことがきっかけで、
週刊誌の記者を
辞めた過去があった……。

書評と推薦コメント

  • 人間のささやかな幸せに涙した。
    心の中にレジスタンスを呼ぶ、
    未来に繋がる作品だ。

    うさぎや矢板店  山田恵理子さん
  • 幸せになりたいだけなのに、
    もがけばもがくほど搾取される女性や、
    何とか自分に折り合いをつけ
    自分の気持ちを押し殺して生きる
    マイノリティの方に
    ぜひ届いてほしい作品です。

    紀伊國屋書店鹿児島店  坂口まり子さん
  • まるでノンフィクションと
    思えるほどのリアリティ!

    紀伊國屋書店久留米店  池尻真由美さん
  • 女性として生き方、
    仕事への向き合い方など
    考えさせられ、
    心に重く響きました。

    紀伊國屋書店久留米店  富田智佳子さん
  • 深く考える余韻が残る、
    未来への糧となる
    再生と成長の社会派ミステリー。

    紀伊國屋書店福岡本店  宗岡敦子さん
  • 苦しくて悲しい話でしたが、
    読後は、
    よし、自分もなんとかやっていくか、
    と不思議と背中を押されるような
    気持ちになりました。

    くまざわ書店小倉店  竹越孝治さん
  • みちるは弱い。
    最弱主人公と言ってもよい。
    誰もが人生の主人公とやらであるなら、
    私たちも同様にこんなに弱いのだと、
    みちるを通して見せつけられている。

    ジュンク堂書店芦屋店  山ノ井さよりさん
  • 「自分の痛みにだけ敏感」
    というところに、
    ハッとさせられました。

    TSUTAYAサンリブ宗像店  渡部知華さん
  • 「相手のことを知りたいと
    いうときには、
    自分の本音を誤魔化さずに
    言うしかない、

    相手と向かい合いながら
    自分と向き合っているような
    気迫を感じます。

    蔦屋書店熊本三年坂  迫彩子さん
  • 事件を追う過程で、
    ジェンダーだったり
    家庭内での男女の格差、
    愛とは、幸せとは。
    と色々な要素が詰まった濃い作品。

    BOOKSあんとく やまが店  武田あおいさん
  • サスペンス要素をちょっと足して、
    なんて生ぬるいもんじゃなく、
    ガッチガチのミステリなので、
    コアなミステリー小説ファンにも
    読んでもらいたい。

    ブックスページワンIY赤羽店  清宮久雄さん
  • この作品から
    「アマリリスの町田さん」
    と変わる声もあるように思える。
    最終章ではそんな凄みで
    打ちのめされる衝撃がある。

    ブックマルシェ我孫子店  渡邉森夫さん
  • 「ひとはひとで歪む。
    けれど、ひとはひとによって、
    まっすぐになることもできる。」
    今後の人生でバイブルとなる1冊。

    文真堂書店ビバモール本庄店  山本智子さん
  • 主人公の書き続けなければ、
    伝え続けなければという思いは
    町田そのこさんの
    決意そのものだ。

    マルサン書店サントムーン店  原田里子さん
  • 町田先生のサスペンス!!
    というだけでも
    期待値MAX。

    宮脇書店ゆめモール下関店  吉井めぐみさん
  • 今まで町田さんが
    作中でずっと書き続けてきた
    「生きづらい人」の
    究極の姿やなと思いました。

    未来屋書店四條畷店  安藤由美子さん
  • 辛さの先へと目を向けて
    進んでいこうと
    力を感じる結末
    に、
    心震える思いです。

    明文堂書店TSUTAYA戸田  坂本まさみさん
  • 幸せになりたかっただけなのに、
    運命の歯車が狂ってしまった
    女性たちを深く抉るように描き切った
    著者の新境地を開いた作品と言っても
    過言ではない最高傑作。

    六本松蔦屋書店  峯多美子さん

著者紹介

町田そのこ
(まちだ そのこ)

1980年福岡県生まれ。
福岡県在住。2016年「カメルーンの青い魚」で
第15回「女による女のためのR-18文学賞」
大賞を受賞。
17年、同作を含む短編集
『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。
『52ヘルツのクジラたち』で
2021年本屋大賞を受賞。
著書に『宙ごはん』『夜明けのはざま』
『わたしの知る花』
『ドヴォルザークに染まるころ』、
「コンビニ兄弟」シリーズなど。

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