地方競馬の弱小厩舎を舞台に繰り広げられる、笑いあり涙ありの爽快スポーツエンタメ小説。心に傷を抱え、人生をあきらめていたポンコツな大人達が一人の少女の真摯な努力と情熱で再生していく、爽快感あふれる人間ドラマの傑作。
■この本の推薦者 作家 古内一絵さん
東京都生まれ。映画会社勤務を経て、中国語翻訳者に。第五回ポプラ社小説大賞特別賞を受賞し、「快晴フライング」(ポプラ社刊)でデビュー。近著は2012年発刊の「十六夜莊ノート」(ポプラ社刊)。