お知らせ
2022.7.8
前代未聞のユニーク図鑑!『のぞく図鑑 穴』『押す図鑑 ボタン』が人気です。
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
人は本能で「穴」と「ボタン」に引きつけられる!?
穴があると、ついのぞいてみたくなりませんか?
ボタンがあると、ポチッと押したくなったりしませんか?
行動心理学でも研究されていて、穴やボタンには、人の本能をかきたてる力があるそうです。
こうした人の「気になる」本能や好奇心をくすぐる図鑑が2冊発売になりました。
『のぞく図鑑 穴』(著/宮田珠己)と『押す図鑑 ボタン』(著/西村まさゆき)です。
身近なテーマでありながら、今までになかったユニークな図鑑だと、発売直後からSNSやテレビ、ラジオなどで注目されています。
『のぞく図鑑 穴』では、五円玉やトンネルなどの生活の穴から、鍾乳洞やブラックホールなどの神秘的な穴まで、大小さまざまな穴を200以上紹介しています。砂漠で燃え続けている穴、海にぽっかりあいた穴、鉱山の穴につくられた街など、異世界のような写真も数多く掲載され、自然の力や人智に驚かされます。
宮田珠己さんは、《穴の奥にある何かが、あなたに他では味わえない刺激と新しい発見をもたらすかもしれません。これは穴だけに限ったことはありませんが、まさに虎穴に入らずんば虎子を得ずです》と語っています。
『押す図鑑 ボタン』では、交通・飲食・生活などのジャンル別に50種類以上のボタンを紹介。子どもが大好きなエレベーターボタンや、バスの「つぎ、とまります」ボタンは、工場での製造過程も追っています。また、誰もが“ポチッ”としたくなる、アニメやまんが、ゲームのボタン、クイズ番組の早押しボタンなども紹介しています。
《ボタンは、機械を動かしたり、止めたりするときに必須の装置です。それはつまり、機械と人間の仲立ちをするものということ。ボタンを押すことで、機械が動き、社会が動く》と、著者の西村まさゆきさんは語っています。
ニッチなテーマのユニークな図鑑ですが、読むと日常がもっと楽しくなって、見えている世界がぐっと広がっていくはずです。穴とボタン、凹凸な世界をぜひお楽しみください。
★好評につき、『のぞく図鑑 穴』『押す図鑑 ボタン』の刊行記念トーク会を8月6日(土)、オンラインで開催いたします。宮田珠己さんと西村まさゆきさんが、「ついのぞきたくなる」「つい押したくなる」ものについて語り合います。親子で参加すると、夏休みの自由研究にも役立つかもしれません。
宮田珠己×西村まさゆき「禁断のうりゃうりゃ対談」
https://sho-cul.com/courses/detail/360
>>本の紹介
『のぞく図鑑 穴』
編・著:宮田珠己(エッセイスト・作家)
発売日:2022年6月15日発売
定価:1,265円(税込)
ISBN_9784092592070
判型/頁:B6判/128ページ
発行:小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09259207
『押す図鑑 ボタン』
編・著:西村まさゆき(ライター)
発売日:2022年6月15日発売
定価:1,265円(税込み)
ISBN_9784092592063
判型/頁:B6判/128ページ
発行:小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09259206
>>著者プロフィール
宮田珠己
兵庫県生まれ。エッセイスト・作家。『旅の理不尽 アジア悶絶編』でデビュー。以降、ジェットコースター、ウミウシ、巨大仏、石ころなど、ユニークな題材を独自な視点で語る著作を発表。主な著書に『日本全国津々うりゃうりゃ』『いい感じの石ころを拾いに』『ニッポン47都道府県 正直観光案内』など。小説『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』もある。
西村まさゆき
鳥取県生まれ。「デイリーポータルZ」などで活躍する編集者・ライター。いろいろなものを面白がることが得意。地図上の境界や国語辞典に興味がある。主な著書に『ふしぎな県境 歩ける、またげる、愉しめる』『ぬる絵地図 塗り絵で巡る47都道府県、諸国漫遊』など。共著に『たのしい路線図』などがある。