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2021.1.3

この国から中間層がいなくなる日は近い・・・現代日本の〝闇〟を浮き彫りにする社会派ミステリー!『アンダークラス』

キーワード: 小説 ミステリー 警察

この国から中間層がいなくなる日は近い・・・現代日本の〝闇〟を浮き彫りにする社会派ミステリー!『アンダークラス』

累計45万部突破!!

相場英雄による警察小説の金字塔「震える牛」シリーズ最新作!

 

【推薦コメント】

誰が下層(アンダークラス)なのか。

決めるのは金か。

いや、人としての矜持だ。

――藻谷浩介(地域エコノミスト)

 

労働者が死ぬまで働かされる時代を先取りした小説。

――佐藤優(元外務省主任分析官)

 

日本人はこうしてアジアの「下級国民」になっていく。

――橘玲 (作家)

 

【STORY】

秋田県能代市で、老人施設入居者85歳の死体が近隣の水路から発見された。

雪荒ぶ現場、容疑者として浮上したのは、施設で働くベトナム人アインである。

 

外国人技能実習生のアインは、神戸の縫製工場で働きながら、僅かな収入を母国の家族へ送金する日々を送っていた。

劣悪な労働条件に耐えかね、列島を転々として東北にたどり着いた。

重篤なガンを患っていた入居者に請われて、自殺を幇助したとの自供を始める。

 

これで解決か・・・・・・。

捜査官らは安堵したが、ひょんなことから捜査に加わった警視庁継続捜査班の田川信一は、死体の「手」に疑いを抱いた。

捜査線上にあがったのは、流通業界の覇者として君臨する世界的IT企業サバンナだった――。

 

«金を持つ人間だけが利便性を享受し、持たざる者は徹底的に使い倒され、極度に疲弊するだけ。»

(本文より)

 

この無間地獄からは、誰も逃れられない!

格差の拡大、奴隷労働、アマゾンエフェクトなど、日本を浸食する問題に一石投じる社会派ミステリー。

読後、本書のタイトルが重くのしかかる。

 

「収縮のサイクルに入った日本では、持たざる者からさらに金を絞り取るビジネスが幅を利かせ続けている。日本はもはや先進国ではない。それでも儲けを狙って進出してくる企業が多い。便利、簡単、迅速・・・・・・そんな輩は、美辞麗句を並べてあなたに迫っている。いや、もう既に生活の一部として溶け込んでいるかもしれない」(著者)

 

『アンダークラス』

著/相場英雄

 

【著者プロフィール】

相場英雄(あいば・ひでお)

1967年新潟県生まれ。1989年に時事通信社に入社。2005年『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。2012年BSE問題を題材にした『震える牛』が話題となりドラマ化され、ベストセラーに。他の著書に『血の轍』『ナンバー』『トラップ』『リバース』『御用船帰還せず』『クランクイン』『不発弾』『トップリーグ』など。本作品は『震える牛』『ガラパゴス』に続く〝田川信一シリーズ〟3作目である。

 

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