お知らせ

2018.6.4

「NO! 海賊版・違法サイト」キャンペーンへのご理解とご協力のお願い

この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。

 いま、インターネット上には、コミックスやマンガ雑誌をはじめ一般の書籍まで、著者や出版社に無断でアップロードしてユーザーに提供する、違法な海賊版サイトが多数存在しています。そこでは様々な作品を無料で、あるいは常識はずれの低価格で読むことができます。

 それら作品のひとつひとつは、漫画家をはじめとするクリエイターたちが、血のにじむような努力の末に産みだしたものですから、正当な対価が支払われてしかるべきです。しかし海賊版サイトは、クリエイターの収入に一切、貢献していません。

 それどころか海賊版サイトのユーザーの急拡大は、出版社、取次各社、書店や電子書店等、出版物の流通にかかわるすべての経営に大きな影響を与えています。その結果、クリエイターの収入が減って生活が不安定になれば、新たな作品を産み出すことができなくなってしまうでしょう。

 規模の大きいある海賊版サイトによる被害額は、4000億円とも試算されており、すべての違法サイトによる被害額は、その数倍に上るといわれています。

 海賊版サイトの存在はいまや、読者のみなさまにたいせつに育てていただいたマンガ文化そのものを衰退させかねないまでに拡大しています。

 これら違法サイトの多くは、ユーザー数の増加に比例して増える広告収入や、月額会費によって利益を上げています。逆に言えば、海賊版サイトを見たり、利用したりするユーザーがいなくなれば、資金が枯渇し、運営することが不可能になります。

 そこで小学館では、海賊版・違法サイトの根絶を目指し、全社を挙げて「NO! 海賊版・違法サイト」キャンペーンを展開して参ります。どうぞ主旨をご理解いただき、「海賊版は買わない! 違法サイトは見ない!」運動にご協力いただけますようお願い致します。

 

2018年6月4日

小学館

「NO! 海賊版・違法サイト」キャンペーン・小学館各誌の掲載ページはこちら。

 

名探偵コナンの「NO! 海賊版・違法サイト」動画((c)CODA=一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)はこちらから↓