中江有里絶賛！ 世界の犯罪事象を的確にとらえた

壮大なスケールのノンストップ・スリラー！

若きカリスマ経営者の戸鹿野智貴は、

ネット企業を急成長させ、注目の的となる。

ところが、女性と行った異国の地で、

いわれなき麻薬密輸容疑をかけられ、一気に転落。

会社は清算に追い込まれ、

全財産を失った末に、刑務所へ収監された。

２年後──。テレビ局記者の伊刈美香子は、

フィリピンの刑務所を訪ね、戸鹿野のインタビューに成功する。

だが、戸鹿野の容貌は別人のように変わり、

刑務所での苛酷な日々を知らされる。

一方──。イギリスで麻薬捜査を手がけるジャッド・ウォーカーは、

ユーロポールへの派遣が決定する。

イタリアに赴任すると、地元マフィア幹部の惨殺死体が発見され、

しかも同じ拷問を受けた死体が別の国からも報告される。

ユーロ・マフィアの内部抗争勃発か・・・。

５年の時を経て──戸鹿野が釈放されたというニュースが駆け巡る。

だが、彼は姿を消した・・・。

自分がはめられた真相を追求する元カリスマ経営者、その事件を追う女性記者、

そして連続マフィア殺人を調べるイギリス人捜査官。

それぞれに進められる３つの調査がいつしかつながり、予想もしない犯罪計画が姿を見せはじめる──。

取材の入念さで知られる著者が、グローバル社会における世界の犯罪事情を的確にとらえ、

日本にいてはうかがい知れない巨悪との戦いを見すえて、迫真の物語を展開させていきます。

ページをめくるごとに読む側も翻弄され続ける、壮大なスケールのノンストップ・スリラー！

「真相を知った時のカタルシスといったらありません」(女優/作家・中江有里)

小学館文庫

『アンダーカバー 秘密調査』

著／真保裕一

「もし人生がやり直せるなら、何歳に戻ってみたいですか？」

読後、生き方が少しだけ変わるかもしれないヒューマンドラマ！

３３歳の医師・早坂ルミ子は末期のがん患者を診ているが、

「患者の気持ちがわからない女医」というレッテルを貼られ、悩んでいる。

ある日、ルミ子は病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。

その聴診器を胸に当てると、患者の心の"後悔"が聞こえてくるのだ。

●dream――千木良小都子（３３歳）

母は大女優。「芸能界デビュー」の夢を諦めきれなくて・・・

●family――日向慶一（３７歳）

俺はもうすぐ死ぬというのに、なぜ妻は金の話ばかりするのか。

●marriage――雪村千登勢（７６歳）

娘の幸せを奪ったのは私だ。結婚に反対したから、４６歳の今も独り身で…

●friend――八重樫光司（４５歳）

中三の時の、爽子をめぐるあの"事件"。俺が罪をかぶるべきだった。

「過去に戻って、もう一度、人生をやり直したい」

聴診器の力を借りて、"もうひとつの人生"の扉を開ける患者たち。

夢、家族、結婚、友情・・・彼らが見たものは！？

あの日へと戻った患者たちはどんな結末を迎えるのか？

共感の嵐を呼んだヒューマン・ドラマ！！

読むと必ず、自分の人生を振り返ってみたくなる一冊です。

人生に後悔がある人も、後悔がない人も、生き方がちょっと変わるはず！

小学館文庫

『後悔病棟』

著／垣谷美雨

構想７年、「僕僕先生」作者新境地３部作！

これから起こる犯罪を未然に防げ！

通島武志は、朝の通勤で混み合う地下鉄のなかでかつての部下、枝田千秋に出会った。

しかし、それは偶然でもなんでもなかった。

由あって一線を退いていたこの元刑事にとっての新天地が、

警察庁の外郭団体「犯罪史編纂室」であり、千秋はそこの室長を任されていたのだ。

東京・吉祥寺の古ぼけたビルの一室に居を構えるこの編纂室に招集された他の人員も皆、

一度は辞職願を出したほどの訳あり揃いの輩たちだった。

そして、警察庁情報通信局長の岩崎から、本当の密命を告げられた武志は愕然とする。

その任務とは、これから起こる犯罪を未然に防げ、というものだった――。

「日本ファンタジーノベル大賞」を受賞した大ヒットシリーズ「僕僕先生」の作者による新境地！

東京・吉祥寺の雑居ビルに集う面々は、「ちょうかい」、すなわち「懲戒免職」レベルの警官たち。

そんな彼らを束ねるのは、瞬間記憶の持ち主なのに、まさかの鳥頭という、最凶キャリア女子・千秋。

どの登場人物もひと癖あって、魅力的！！

とにかく謎が盛りだくさんで、続きが気になります。

全３部作。

小学館文庫

『ちょうかい 未犯調査室 [１]』

著／仁木英之

いまならわかる。私が本当に恋した人。

「三軒茶屋星座館」シリーズの著者が描く青春ラブストーリー！

業界大手の音楽会社に勤める主人公・吉山朗美(よしやまろみ・28)。

彼女の高校の同級生で、かつてはスーパースターだったロック歌手・絹川空哉(きぬかわそらや)。

ある日、朗美は空哉が、音楽会社の社長から契約解除を宣告され、事務所に乗り込んでくる姿を目にする。

同じ日、極度のあがり症にも関わらず、全社報告会でプレゼンテーションを任された朗美は、

壇上で気を失ってしまう。

目を覚ますと、なぜか高校時代の制服を身に着けた朗美を、

空哉と、世界的ヴァイオリニストになった深山蓮(みやまれん)、

そして死んだはずの父親が心配そうに見下ろしていた。

いったい、どうなってるの？

大ヒットシリーズ「三軒茶屋星座館」の著者が描く青春ラブストーリー！

思わず本を抱きしめたくなる、突き抜けるラストをご堪能ください！！

「本を開いて最初の三ページで、一気に世界に引き込まれました」

「設定はファンタジックだけど、実はものすごくリアリティのあるラブストーリー」

「読後感の良さは、柴崎くんの小説の魅力です」

(RIP SLYME・RYO-Z)

小学館文庫

『あした世界が、』

著／柴崎竜人

★こちらもオススメ！

・真保裕一脚本！ 大ヒット映画がフィルムコミックスに！ 『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』

・未犯調査室が活動休止に追い込まれる？『ちょうかい 未犯調査室 [２]』

・未犯調査室空中分解寸前！？ ３部作完結編。『ちょうかい 未犯調査室 [３]』

・小説家・柴崎竜人が厳しくも効果テキメンな助言を連発！ 『たった20日で愛を手に入れるための本 ～１日１個変えるだけ～』

・「三軒茶屋星座館」シリーズで話題の著者が描いた、愛しくも切ない家族小説。『あなたの明かりが消えること』