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2017.5.2

「あンた背中が煤(すす)けてるぜ」――麻雀漫画の金字塔、完全新作で復活!! 『哭きの竜~Genesis~』とは!?

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「あンた背中が煤(すす)けてるぜ」――麻雀漫画の金字塔、完全新作で復活!! 『哭きの竜~Genesis~』とは!?

1985年から連載された能條純一の『哭きの竜』。鳴くことで運を引き寄せ、麻雀の勝負に勝ち続ける男・竜。そんな竜の強運を手に入れようと、ヤクザたちがしのぎを削る。2005年には続編を描いた『哭きの竜 外伝』を連載。そして今『哭きの竜~Genesis~』が完全新作で復活!

新宿・歌舞伎町――フリーライターの水戸は、雑誌企画のために伝説の麻雀打ち「哭きの竜」を追っていた。同じく竜を捜しているヤクザと遭遇した雀荘に、その男は突如現れた…!! 伝説がみたび始まる――

 

 

 

 

 

右手にタバコを持ちながら麻雀を打つのが竜のスタイル。

 

1980年代後半――まさにバブル絶頂期に、彗星の如く現れた本作『哭きの竜』。「あンた、背中が煤(すす)けてるぜ」というセリフは、当時麻雀を打つ誰しもが、一度は耳にしたものだ。

裏社会の中で女神の如く渇望される竜の姿は、漫画の世界を飛び超えて、実写映画、ドラマ、オリジナルアニメ、そしてゲームへと増殖していった。まさに、一世を風靡した『哭きの竜』が外伝終了から6年を経て、その姿を現した!

麻雀の裏世界を濃厚に描きながら、麻雀のルールを知らない読者にも、その緊迫感を余すところなく伝えるのは、能條純一の圧倒的な画力。闇社会の男達が命を賭ける場面に静かに存在する竜の姿は、曖昧で不安な時代である今こそ、その魅力を発揮する。

不動の男・竜の生きる壮絶な世界にしばし身を置くことで、自分の、日本の“今”を再認識できる――圧巻であり希有な作品だ。

 

まだこの世界を知らない読者も、一度この世界を見た読者にも、激烈にオススメする1冊!!

 

ビッグコミックススペシャル

『哭きの竜~Genesis~』(能條純一・著)全1巻発売中!!

 

小学館文庫『哭きの竜』全5巻『哭きの竜 外伝』第1~4集も絶賛発売中!!

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