お知らせ

2017.5.4

“カノ嘘”、ついに最終巻発売!! 実写映画も大ヒットした『カノジョは嘘を愛しすぎてる』とは!?

この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。

“カノ嘘”、ついに最終巻発売!!  実写映画も大ヒットした『カノジョは嘘を愛しすぎてる』とは!?

完結22巻が発売されたばかりの『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、

2009年より2017年まで「Cheese!」(小学館)で連載された

青木琴美による作品。第59回小学館漫画賞(少女向け部門)を受賞。

2013年には、佐藤健主演で実写映画も公開された。

 

人気バンド「クリプレ」の楽曲を手がける売れっ子サウンドクリエイター・アキ。

音楽漬けの日々の中、街中で出会った普通の女子高生・リコに

なんとなく声をかけ、付き合うことにします。

音楽以外の繋がりを求めてリコと付き合ったのですが、

彼女もまた音楽の才能に恵まれていました。

恋人として、アーティストとして、彼女を巡ってアキは翻弄されていくことに…。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

自分のことをニートだと“嘘”をついて、リコと付き合い始めたアキ。

 

 

芸能界で大成功をおさめる人気クリエイターと、

普通の女子高生の恋の話…というと陳腐な話のように見えてしまいますが、

この作品は従来の「芸能界モノ」とは一線を画しています。

まず、キャラクターたちが魅力にあふれています。

主人公たちだけでなく、周りの人間たちの過去も見せて、

それぞれが抱えているモノ、トラウマなど描かれており、

いい人、嫌な奴、いろいろ登場しますが、すべてのキャラクターたちを愛してしまいます。

そして、音楽業界のリアルさ。おそらく作者の方は取材を重ねられ、

音楽業界の嫌なところも描かれていますが、

その一方で、主人公のリコが歌うシーンはとても楽しそうで、

やっぱり歌を歌う、聴く、ということは素晴らしいことだと再確認させてくれます。

とくに12巻で、車に乗った3人が歌うシーンがオススメです。

 

カッコよくて才能があふれるアキですが、“大人”の音楽プロデューサーに踊らされ、

恋人のリコは、自分ではなく他の男のプロデューサーの手を取ってしまう…

一人の男が悩み、翻弄されながら生きていく様は、

普段少女漫画を読まない男性の読者も、きっと気に入ることでしょう。

 

Cheeseフラワーコミックス

『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(青木琴美・著)全22巻、絶賛発売中!!

関連リンク