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2017.2.17
橋本奈々未の置き土産・写真集『2017』に至るまで。
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
アイドルグループ「乃木坂46」の中心メンバーで、『CanCam』専属モデルとしても活躍する橋本奈々未が2017年2月20日、自身2作品目となる写真集『2017』(ニイゼロイチナナ)を小学館から上梓。また同日、すべての芸能活動から引退する。
彼女にとって正真正銘、最後の写真集となる今作品は、全カットニューヨークロケによる撮り下ろし。また特典として、限定生写真4枚中どれか1枚が封入される。もう見ることのできない"ななみん"のすべてに迫る、渾身の一作となった。
『2017』予約・購入はこちらから
www.shogakukan.co.jp/books/09682239
橋本奈々未写真集『2017』は、芸能人であるななみんの集大成。「乃木坂46」卒業と同時に、2015年10月から関わってきた『CanCam』専属モデルからも卒業となる。
彼女にとって最後の『CanCam』の仕事となった2017年3月号には、卒業特別企画「さよならのかわりに、たくさんのありがとう。橋本奈々未、CanCam卒業。」が掲載されている。
中でも8ページにも及ぶロングインタビューは、話題を集めた。特に印象に残った彼女の言葉を引用しながら、モデル・橋本奈々未のヒストリーを振り返ってみたい。
ななみんが初めて『CanCam』に登場したのは、専属モデルに抜擢されるおよそ半年前。2014年9月号のTシャツ企画だった。
「女性誌に、それもCanCamに出ることに対して、アイドルのお仕事とはまったく違う緊張やプレッシャーを感じていた」
そう語る彼女は、「カメラの前でどんな表情やポーズをすればいいのかもわからなくて、もはや言われるがまま…」と、当時の心境を振り返っている。
知られざる物語もある。
「モデルの世界に飛び込むなんて妄想したことすらなかった」
「モデルっぽくない」
と、悩み続けた日々。『CanCam』スタッフによれば、その頃ロケの合間に「お店のショーウインドウの前で人目も気にせずポージングの練習」をする彼女の姿があったという。
プロである以上、「新人だから、アイドルだから、って甘えは許されない」。彼女は人一倍努力して自分らしくモデル業を切り開いていった。また、このようなプロフェッショナリズムがあるからこそ、驚くようなタイミングで芸能界からの卒業を決意したのだろう。
発売に先がけて設定された橋本奈々未写真集『2017』公式ツイッター(@nanaminNY2017)では、途中から橋本本人も参戦。まるで芸能活動を惜しむかのような投稿で、ファンとの最後のストロークを楽しんでいる。
2月16日、ライブストリーミングサービス「SHOWROOM」にて配信された特別番組『乃木坂46・橋本奈々未 MV初公開&写真集発売直前スペシャル』は、20万人を超す視聴者を集め、ファンたちはその発言の一つ一つを注視した。
発売をもっての引退という注目度の高さか、注文も殺到。当初の設定部数8万部に対して事前重版1万部を決めていたが、さらに1万部の追加重版を決定。8万部+1万部+1万部により、合計10万部からのスタートとなっている。
発売前の2回に及ぶ事前重版という最後のニュースを置き土産に、ななみん=橋本奈々未は芸能活動から完全引退する……。
橋本奈々未プロフィール
はしもと・ななみ
1993年2月20日生まれ 北海道出身 B型 身長163cm
「乃木坂46」の一期生としてグループを牽引。2015年5月から約2年間、『CanCam』専属モデルとしても活動。『CanCam』2017年3月号では表紙モデルを務めたほか、16ページに渡る特集が掲載。同誌4月号(2月23日ごろ発売)では、『2017』からの未公開カットを使い最後の特集も。
定価:1852円+税
橋本奈々未写真集『2017』公式twitter @nanaminNY2017
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