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2017.2.1

病児保育士ってどういう仕事!?  小学館漫画賞受賞『37.5℃の涙』とは?

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キーワード: 病児保育 小学館漫画賞

病児保育士ってどういう仕事!?  小学館漫画賞受賞『37.5℃の涙』とは?

第62回「小学館漫画賞」(少女向け部門)を受賞した『37.5℃の涙』は、2013年より「Cheese!」(小学館)で連載されている椎名チカによる作品。2015年に蓮佛美沙子主演でドラマ化もされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フラワーコミックス『37.5℃の涙』(椎名チカ・著)

第1~8集、絶賛発売中!!

 

 

熱が37.5℃以上ある子は、保育園に行けない――そんな日に依頼を受けて、働く親に代わって病気のこどもを預かる病児保育士。新人保育士・桃子は、子供に寄り添い、“子供の笑顔”のために、不器用ながらも真っ直ぐに仕事に邁進していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病児保育士として、何よりも“子供”を最優先に考える桃子。

 

 

病児保育士として、子供に対してだけに留まらず、その背景にある家庭の問題にも直面する桃子。「子供を注意するな」「叱るな」「自分の価値観を押しつけるな」といったマニュアルの中、前のめりに仕事に取り組む桃子の姿は、ずっと見守っていたくなります。

また、少々重くなってしまうテーマですが、頼りになる上司と、派遣先のシングルファーザーとの三角関係といった桃子の恋模様などがほほえましく、作品を読みやすくしてくれています。

 

主人公・杉崎桃子も、複雑な家庭環境で育った経験から、うまく笑えずによく変顔になってしまうのですが、日々の仕事、そして周りの人々によって、自然な笑顔が増えていきます。“子供の笑顔”に喜びを感じる主人公と同じように、“主人公の笑顔”が増えていくことに、きっと心地よさを感じることでしょう。

 

 

 

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『37.5℃の涙』椎名チカ

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