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2017.1.11

「東京ラブストーリー」のリカとカンチも50歳。柴門ふみが"移り変わるとき"をつづった『老いては夫を従え』

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キーワード: エッセイ マンガ エンタメ テレビ

「東京ラブストーリー」のリカとカンチも50歳。柴門ふみが"移り変わるとき"をつづった『老いては夫を従え』

リカもカンチも50代

 

「あすなろ白書」

「東京ラブストーリー」

「同窓生」など・・・

数々の名ドラマの

原作者として知られる

柴門ふみさん、59歳。

2017年1月に

リカとカンチのその後を描いた

「東京ラブストーリー

After25years」発刊予定ですが、

あのふたりも、著者と同じく

50代になりました。

 

(C)柴門ふみ/小学館

 

誰だって歳をとる!

 

年をとれば、変わる、心と体。

皮膚科では

「老人性」を連呼され、

老眼鏡は片時も手離せなくなり、

病院の予約時間はすっかり勘違い、

アサガオとアジサイを言い間違え、

なんでもかんでも忘れてしまい・・・。

そんな老いてゆく日々を

時にシビアに、時にユーモラスに

自らを題材につづります。

 

泣いて笑って元気になる柴門節!

 

フェイスブッックのメッセージの

「管理人」の文字を「菅直人」と

読み間違えたエピソードや、

若いショップ店員に「ジーパン」

と言っても通じず、

「デニムですね」と言い換えられて

衝撃を受けた話などなど、

クスッと笑える話が満載!

 

その一方で、

体調の急変で倒れ

救急車で運ばれた話や、

自身の乳ガン闘病記まで、

考えさせられる話もぎっしり!

 

「ああ、あるあるある」と共感したり、

毒舌まじりのユニークな表現に、

思わず声を出して笑ってしまったり、

時にはじーんと感動して、ホロッと泣けたり・・・。

歳を重ねることを怖れず抗わず

楽しむ術が随所に盛り込まれていて、

読めば読むほど、気持ちが

どんどん明るく元気になっていきます。

 

著者と同世代の方にも、

これから「老い」を迎える方にも、

ぜひ読んでいただきたい

「人生の教科書」ともいえる

前向きエッセイ全27編。

 

『老いては夫を従え』

著/柴門ふみ

 

◆著者プロフィール

漫画家。エッセイスト。

1957年徳島県徳島市出身。

代表作に「あすなろ白書」「東京ラブストーリー」

「同窓生」など。

テレビドラマ化され話題となった作品多数。

また、恋愛のエキスパートとして、

『恋愛論』など女性向けのエッセイ著書も多数ある。

近著に「ほっこりおうちごはん」(小学館文庫)、

「大人恋愛塾」(新潮社)、「美は乱調にあり」(文藝春秋)など。

2017年1月12日にコミック

「東京ラブストーリーAfter25years」発刊予定。

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