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2016.10.26

「お祭り」はなぜ人の心をこんなにもとらえて離さないのか? 『日本と世界の祭り』

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キーワード: イベント ハロウィーン ハロウィン テレビ

「お祭り」はなぜ人の心をこんなにもとらえて離さないのか? 『日本と世界の祭り』

「イッテQ!」の「お祭り男」で注目を集める世界各地の「祭り」

 

 今日も、日本や世界のどこかで、祭りが開かれている!

「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)の名物コーナー「お祭り男」や

 ハロウィーンシーズンの盛り上がりで、がぜん注目を集める「祭り」。

 なぜこんな奇妙な「祭り」ができたのか、疑問に思っている人も多いはず。

 

 勢いよくお神輿をかついだり、晴れ着を着て踊ったり、

 技や体力を競ったり、動物と格闘したり・・・

 どのお祭りにも、非日常的な特色があり、

 そのひとつひとつに意味があります

 

 実は、起源がよくわかっていない「青森ねぶた祭」

 1万人のはだかの男がもみ合う「西大寺会陽(さいだいじえよう)」

 1万5000匹のネコが大集合するベルギーの「ネコ祭り」

 日本でもおなじみ、ドイツの「オクトーバー・フェスト」

 そして、近年日本で大ブームの「ハロウィーン」。

 

 本書では、日本と世界のさまざまな祭りを、写真だけでなく

 図解イラストなどを駆使して紹介します。

 

ハロウィーンでは、なぜ仮装をするのか?

 

 ちなみに、「ハロウィーン」の起源は、ケルト民族の収穫祭です。

 当時の大みそかにあたる10月31日の夜には

 死者の魂が家を訪れ、精霊や魔女もいっしょに

 異界から出てくると信じられていました。

 仮装するのは、ふたつの説があり、

 ひとつは、悪霊に仲間だと思わせて魂をとられないようにするため!

 ふたつ目は、悪霊を追いはらうための魔除けだと言われています。

 

 ただのイベントや行事の紹介にとどまらず、

「そもそも“祭り"とはなんなのか?」

「なにを敬い、なににささげているのか?」といったことを

 楽しく学びながら、歴史や習俗への興味を深めたり、国際理解を高めたり、

 勉強のための学力だけでなく、物事を多様な視点から考察したり・・・。

 教養としての「生きる力」を養える一冊です。

 日程、地図も記されているので、興味がふくらんだら、

 ぜひ親子で世界中の祭りに足を運んでみてください。

 

小学館キッズペディア

『日本と世界の祭り』

監/辻原康夫

楽しい図解で、「理由」を詳解!「疑問」は氷解! 1テーマにしぼって深く解説する学習ビジュアル百科〈キッズペディア・アドバンス〉シリーズ。いわゆる図鑑とはひと味ちがう切り口で、「なぞ」と「ふしぎ」に迫ります! 「小学館こども大百科」を旗艦とする〈キッズペディア〉が、さまざまな分野のものごとを幅広く解説するシリーズだとすれば、こちらは、さらに突っ込んだ知識がほしい読者向けのシリーズです。第1弾の「航空機のひみつ」に続く、第2弾のテーマは「祭り」。

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