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2016.2.12

「生活保護」のリアルに迫る異色の漫画『健康で文化的な最低限度の生活』最新刊が好評発売中です!

この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。

各メディアから絶賛の声ゾクゾク!

漫画家・柏木ハルコの新境地!

 

 新人公務員・義経えみるが配属されたのは、福祉保健部生活課。そこで彼女は「生活保護」に関わる人たちの自立を支援する「ケースワーカー」という仕事に就くことに。担当ケースは110件。先輩のケースワーカーについて、一件一件引継ぎを行っていく。そんな中、えみるが担当することになった4人世帯、日下部さんの息子・欣也に未申告就労(アルバイト)の事実が発覚。生活保護の「不正受給」となるため、彼のアルバイト代60万円は役所に返さなければならない。自暴自棄になった欣也は・・・。

 

「ちゃんと人の相談に乗れる人間になりたい」。空気は読めないけど誠実な主人公・えみるが、複雑極まりない人間関係に踏み込んでいきます。第3集は「不正受給」と「扶養紹介」。1集、2集に引き続き、綿密な取材に基づくリアリティをひしひしと感じる濃密さ。主人公を取り巻く同期の職員×ベテラン職員のやりとりも真に迫るものがあります。さまざまな"人の暮らし"と向き合い、成長していくえみるの奮闘劇、お見逃しなく!

 

『健康で文化的な最低限度の生活 [3]

著/柏木ハルコ 

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