2010年4月24日(土)〜5月14日(金)
そもそも世にいう“ゴールデンウィーク(=黄金週間)”とは、映画業界用語でありました。日本映画の黄金時代といえば、ずばり時代劇!
アラカン・橋蔵・長谷川一夫ら泣く子も黙る大スター大立ち回りのチャンバラ大作から、先日急逝された藤田まことの代表作“てなもんやシリーズ”をはじめとするオモシロ時代劇まで〜悪を!時代を!仇を!ダジャレを?! 斬って斬って斬りまくる!
気分もあっぱれ五月晴れ!黄金週間、神保町シアターは娯楽の殿堂にかわります。
『銭形平次捕物控 美人鮫』 監督:三隅研次 昭和36年 カラー
『かげろう笠』 監督:三隅研次 昭和34年 カラー
『千姫御殿』 監督:三隅研次 昭和35年 カラー
『江戸の悪太郎』 監督:マキノ雅弘 昭和34年 カラー
『鼠小僧次郎吉』 監督:三隅研次 昭和40年 カラー
『人形佐七捕物帖 めくら狼』 監督:マキノ雅弘 昭和30年 白黒
*今回当劇場で上映いたしますマキノ雅弘監督『人形佐七捕物帖 めくら狼』の標題は、侮蔑的な表現であり、現在では一般に用いられていません。ただ、作品が製作された1955年当時はそうした社会的認識がまだ浅く、このような標題が使われていました。今回は当時の作品をそのまま再現するため、標題を変更することなく、あえてこのまま上映いたしますことをご理解ください。
『弥次喜多道中記』 監督:マキノ正博 昭和13年 白黒
『天下あやつり組』 監督:池広一夫 昭和36年 白黒
『ドドンパ酔虎伝』 監督:田中徳三 昭和36年 白黒 *16mm
*16mmフィルム・シネマスコープサイズでの上映のため、劇場の構造上、スクリーンの下部に黒身が出る、画面上下が一部切れる等のお見苦しい点がございますことをご了承ください。
『次郎長青春篇 つっぱり清水港』 監督:前田陽一 昭和57年 カラー
『殿さま弥次喜多 捕物道中』 監督:沢島忠 昭和34年 カラー
『泥棒番付』 監督:池広一夫 昭和41年 カラー
『くノ一忍法』 監督:中島貞夫 昭和39年 カラー
『天狗飛脚』 監督:丸根賛太郎 昭和24年 白黒 *16mm
『鞍馬天狗 黄金地獄』(『鞍馬天狗』改題再公開版) 監督:伊藤大輔 昭和17年 白黒 *16mm
『主水之介三番勝負』 監督:山内鉄也 昭和40年 カラー
『番場の忠太郎』 監督:中川信夫 昭和30年 白黒
『海賊八幡船』 監督:沢島忠 昭和35年 カラー
『血文字屋敷』 監督:工藤栄一 昭和37年 カラー