2015年4月4日(土)〜5月8日(金)
◆入場料金(当日券のみ)
◆サイレント作品(作品記号20、21)=特別料金¥1500均一
*ポイントカード招待券、割引優待券、各種サービスデー割引は
ご使用いただけません
◆トーキー作品 =一般¥1200/シニア¥1000/学生¥800
"タイトルは知っているけど観たことがない"
"そのうちDVDで観るつもり"
誰にでも何本かはあるはずの、そんな映画を、今こそ、しかもスクリーンで観ていただこうという新企画です。
小津安二郎、黒澤明、溝口健二ら日本を代表する巨匠たちの代表作や、『青い山脈』『君の名は』など社会現象ともなる大ヒットを記録した国民的映画、そして世界に誇る日本のアニメーションの名作など、ジャンルを問わず幅広く映画に親しんでいただくための、バラエティに富んだラインナップとなっております。
新入学・就職シーズンの春、旧作日本映画の入門編ともいうべき名作をずらり揃えて、あなたの名画座デビューをお待ちしております。
企画協力:東京国立近代美術館フィルムセンター
『青い山脈』 昭和24年 白黒 監督:今井正 出演:原節子、木暮実千代、池部良、杉葉子、伊豆肇
『続青い山脈』 昭和24年 白黒 監督:今井正 出演:原節子、木暮実千代、池部良、杉葉子、伊豆肇
『楢山節考』 昭和33年 カラー 監督:木下惠介 出演:田中絹代、高橋貞二、望月優子、宮口精二、伊藤雄之助
『駅前旅館』 昭和33年 カラー 監督:豊田四郎 出演:森繁久彌、伴淳三郎、フランキー堺、森川信、淡島千景
『本日休診』 昭和27年 白黒 監督:渋谷実 出演:柳永二郎、角梨枝子、鶴田浩二、淡島千景、田村秋子
『君の名は』 昭和28年 白黒 監督:大庭秀雄 出演:佐田啓二、岸恵子、淡島千景、月丘夢路、川喜多雄二
『君の名は 第二部』 昭和28年 白黒 監督:大庭秀雄 出演:佐田啓二、岸恵子、淡島千景、北原三枝、月丘夢路
『君の名は 第三部』 昭和29年 白黒 監督:大庭秀雄 出演:佐田啓二、岸恵子、淡島千景、市川春代、紙京子
『近松物語』 昭和29年 白黒 監督:溝口健二 出演:長谷川一夫、香川京子、進藤英太郎、小澤榮、菅井一郎
『座頭市物語』 昭和37年 白黒 監督:三隅研次 出演:勝新太郎、天知茂、万里昌代、柳永二郎、島田竜三
『瞼の母』 昭和37年 カラー 監督:加藤泰 出演:中村錦之助、松方弘樹、木暮実千代、大川恵子、中原ひとみ
『曽根崎心中』 昭和53年 カラー 監督:増村保造 出演:梶芽衣子、宇崎竜童、井川比佐志、左幸子、橋本功、木村元
『浮雲』 昭和30年 白黒 監督:成瀬巳喜男 出演:高峰秀子、森雅之、岡田茉莉子、中北千枝子、山形勲、加東大介
『二十四の瞳』 昭和29年 白黒 監督:木下惠介 出演:高峰秀子、笠智衆、夏川静江、浦辺粂子、天本英世
『洲崎パラダイス 赤信号』 昭和31年 白黒 監督:川島雄三 出演:新珠三千代、三橋達也、轟夕起子、河津清三郎、芦川いづみ、小沢昭一
『砂の器』 昭和49年 カラー 監督:野村芳太郎 出演:丹波哲郎、森田健作、加藤剛、加藤嘉、島田陽子
『羅生門』 昭和25年 白黒 監督:黒澤明 出演:三船敏郎、森雅之、京マチ子、志村喬、千秋実
『東京物語』 昭和28年 白黒 監督:小津安二郎 出演:笠智衆、東山千栄子、原節子、香川京子、山村聰、杉村春子
*生ピアノ伴奏付き(活弁付きもあります、詳細は作品詳細ページをご覧ください)で上映します
*出演者は都合により変更になることがあります
『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』 昭和7年 白黒 サイレント 監督:小津安二郎 出演:斎藤達雄、吉川満子、坂本武、菅原秀雄、突貫小僧
『夜ごとの夢』 昭和8年 白黒 サイレント 監督:成瀬巳喜男 出演:栗島すみ子、斉藤達雄、吉川満子、木島照子、坂本武
『太陽の王子 ホルスの大冒険』 昭和43年 カラー 監督:高畑勲 声の出演:大方斐紗子、平幹二朗、市原悦子、三島雅夫、永田靖
『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』 平成4年 カラー 監督:須田裕美子、芝山努 声の出演:TARAKO、水谷優子、鈴木みえ、富山敬、屋良有作
天池穂高 Amaike Hodaka
東京芸術大学音楽学部作曲科卒、同大学院修了。フィルムセンター「小津安二郎の藝術」等の企画にて、サイレント映画の伴奏を担当。作編曲活動に加えて、バレエのレッスンピアニストとしても活動している。
小林弘人 Kobayashi Hiroto
東京藝術大学大学院作曲科修了。サイレント映画の伴奏者として、これまでにフィルムセンター、東京国際映画祭などに出演。東京藝術大学、東京音楽大学、洗足学園音楽大学各非常勤講師。
片岡一郎 Kataoka Ichiro
2002年に澤登翠に入門。克、独、濠、米、加、伊など、海外で公演を重ねる。これまでに説明した無声映画は約300本。紙芝居、書生節、声優、文筆業にも取り組んでいる。ポルデノーネ無声映画祭に弁士として初の二年連続出演。
坂本頼光 Sakamoto Raiko
2000年、弁士デビュー後、時代劇作品を主に、各所で活弁ライブを行う。これまでの説明作品は約80本。近年は自作動画を使った活弁や、声優、ナレーションの分野でも活動している。 個人HP『活動弁士の家』