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昭和の喜劇王・エノケン生誕120年祭

上映期間

2024年3月23日(土)〜4月19日(金)

■エノケン…榎本健一(1904-1970)は、古川ロッパ、柳家金語楼と“三大喜劇人”と称された一人。15歳から浅草の舞台に立ち、浅草オペラ仕込みの歌と芝居を武器に活躍の場を広げ、仲間と立ち上げたエノケン一座が爆発的に人気を博し、喜劇人として不動の地位を確立。戦前から映画にも積極的に出演し、得意の歌を取り入れた独特のミュージカル時代劇が大ヒット。終戦を跨いで製作された黒澤明監督『虎の尾を踏む男達』にも抜擢された。1962年に病気で右足を切断するも、義足を装着し舞台・映画に復帰。歌もののみならず、その味わい深い演技は映画ファンをも魅了した。1970年、65歳で病死。

上映作品リスト

*すべて榎本健一出演作です。

1.

孫悟空[前後篇]』 昭和15年 白黒 監督:山本嘉次郎 共演:岸井明、金井俊夫、柳田貞一、高勢実乘、高峰秀子、李香蘭

2.

初笑い底抜け旅日記』 昭和30年 白黒 監督:青柳信雄 共演:柳家金語楼、トニー谷、三木のり平、竹屋みゆき、楠トシエ

3.

落語天国紳士録』 昭和35年 白黒 監督:青柳信雄 共演:古川緑波、柳家金語楼、有島一郎、三木のり平、清川虹子

4.

エノケンのとび助冒険旅行』 昭和24年 白黒 監督:中川信夫 共演:旭輝子、ダイゴ幸江、花島希世子、中村平八郎、徳川夢声(解説)  *デジタル上映

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