神保町シアター

上映中の特集企画

小学館100周年
生誕百年映画祭

*一部の作品に画・音の不良箇所がありますことを予めお詫び申しあげます

「デジタル上映」の記載がない作品は、全て35mmフィルムでの上映となります

1. ブンガワンソロ

■久慈あさみ

S26('51)/新東宝/白黒/1時間24分

監督:市川崑原作:金貝省三脚本:和田夏十、市川崑撮影:横山実音楽:飯田信夫美術:河野鷹思出演:池部良、森繁久彌、久慈あさみ、若山セツ子、伊藤雄之助、藤田進、東野英治郎

終戦間近のジャワ島。ジャングルの奥深い村落に逃れた日本人脱走兵が、村の娘と恋に落ちるが…。インドネシア民謡をモチーフにしたメロドラマで、宝塚出身の久慈は歌唱も披露し、難しい役どころを見事に演じた。

*デジタル上映

7月30日(土)11:00
7月31日(日)17:45
8月1日(月)16:30
8月2日(火)14:15
8月3日(水)12:00
8月4日(木)19:15
8月5日(金)12:00

©国際放映

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2. 花のうず潮

■宮城千賀子

S33('58)/松竹大船/カラー/1時間31分

監督:大庭秀雄脚本:柳井隆雄、馬場当撮影:生方敏夫音楽:池田正義美術:浜田辰雄出演:佐田啓二、岡田茉莉子、田村高廣、大木実、高千穂ひづる、小山明子、宮城千賀子

資産家一族の相続争いと、三組のカップルの恋の行方を描いた群像メロドラマ。本作では資産家の後妻を演じた元宝塚の宮城千賀子は、戦前から映画界に進出し、戦後は本作で演じた裕福なマダム役などをはまり役に活躍した。

7月30日(土)13:15
7月31日(日)11:00
8月1日(月)19:15
8月2日(火)16:30
8月3日(水)14:15
8月4日(木)12:00
8月5日(金)16:30

©1958松竹

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3. 拝啓天皇陛下様

■山下清

S38('63)/松竹大船/カラー/1時間38分

監督:野村芳太郎原作:棟田博脚本:野村芳太郎、多賀祥介撮影:川又エ音楽:芥川也寸志美術:宇野耕司出演:渥美清、左幸子、長門裕之、中村メイコ、高千穂ひづる、藤山寛美、山下清

三度の飯に風呂付きの軍隊は天国だと言い、上官の折檻もなんのそので軍隊生活を送っていた男が、ある日、戦争が終わるとの噂を聞いて天皇陛下に手紙を書くが…。寅さん以前の渥美の出世作で、山下清が本人役で登場する。

7月30日(土)15:30
7月31日(日)13:15
8月1日(月)12:00
8月2日(火)19:15
8月3日(水)16:30
8月4日(木)14:15
8月5日(金)19:15

©1963松竹

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4. 脱獄者

■丹波哲郎

S42('67)/大映東京/白黒/1時間28分

監督:池広一夫脚本:高岩肇撮影:上原明音楽:渡辺岳夫美術:間野重雄出演:丹波哲郎、藤巻潤、待田京介、渚まゆみ、長谷川待子、金子信雄、加藤嘉

暴力団への容赦ない捜査を進める敏腕刑事は、殺人の罪を着せられ投獄されるが、闇社会の深みにはまる弟を救うため捨て身の脱獄を試みる…。兄弟愛と刑事魂の間で揺れる丹波の熱演とハードなアクションを見逃すな!

7月30日(土)17:45
7月31日(日)15:30
8月1日(月)14:15
8月2日(火)12:00
8月3日(水)19:15
8月4日(木)16:30
8月5日(金)14:15

©KADOKAWA1967

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5. アツカマ氏とオヤカマ氏

■岡部冬彦

S30('55)/新東宝/白黒/1時間25分

監督:千葉泰樹原作:岡部冬彦脚本:笠原良三構成:永来重明撮影:西垣六郎音楽:三木鶏郎美術:朝生治男出演:小林桂樹、上原謙、花井蘭子、久保菜穂子、三原葉子、細川俊夫、森繁久弥

同じ会社に勤めるお調子者の新人・アツカマ氏(小林)と堅物課長のオヤカマ氏(上原)のサラリーマン生活をユーモラスに描いた洒脱な風刺喜劇。新聞連載漫画で人気を博し、文藝春秋漫画賞も受賞した岡部冬彦の原作

*デジタル上映

8月6日(土)11:00
8月7日(日)17:45
8月8日(月)14:15
8月10日(水)12:00
8月11日(祝・木)17:45
8月12日(金)16:30

©国際放映

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6. 裸の大将

■山下清

S33('58)/東宝/カラー/1時間34分

監督:堀川弘通原作:式場隆三郎、渡辺実・編『山下清の放浪日記』脚本:水木洋子撮影:中井朝一音楽:黛敏郎美術:河東安英出演:小林桂樹、加東大介、有島一郎、団令子、青山京子、三益愛子、東野英治郎

戦争が怖くなり施設を抜け出した清(小林)はあてもなく旅に出るが…。天才画家・山下清の日記をもとに、放浪の日々をユーモア交じりに描いた人情ドラマ。本作で主演の小林桂樹は毎日映画コンクール主演男優賞を受賞した。

8月6日(土)13:15
8月7日(日)11:00
8月8日(月)16:30
8月10日(水)14:15
8月11日(祝・木)11:00
8月12日(金)19:15

©1958東宝

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7. 金語楼の俺は殺し屋だ

■宮城千賀子

S35('60)/日活/白黒/1時間7分

監督:小杉勇脚本:高橋二三撮影:山崎安一郎音楽:小杉太一郎美術:西亥一郎出演:柳家金語楼、香月美奈子、宮城千賀子、南利明、深町真木子、青木富夫

世界的な殺し屋の替え玉にされた臆病なサラリーマンは…。爆笑王・金語楼が二役で奮闘する喜劇アクションの珍作。殺し屋の金語楼が垣間見せる意外なカッコよさ!?女親分役の宮城の妖艶な身のこなしも見逃せない。

8月6日(土)15:30
8月7日(日)13:15
8月8日(月)19:15
8月10日(水)16:30
8月11日(祝・木)13:15
8月12日(金)12:00

©日活

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8. 東京湾

■玉川伊佐男

S37('62)/松竹大船/白黒/1時間23分

監督:野村芳太郎脚本:松山善三、多賀祥介撮影:川又エ音楽:芥川也寸志美術:宇野耕司出演:石崎二郎、榊ひろみ、葵京子、西村晃、三井弘次、玉川伊佐男、加藤嘉

麻薬取締官射殺犯を追う刑事(西村)は、捜査の過程で戦友(玉川)と再会するが…。緊密なサスペンスが出色の追跡劇。鈴木清順作品など日活を中心にクールで知的な悪役で活躍した玉川伊佐男が、影の濃い渋い存在感を放つ

8月6日(土)17:45
8月7日(日)15:30
8月8日(月)12:00
8月10日(水)19:15
8月11日(祝・木)15:30
8月12日(金)14:15

©1962松竹

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9. 愛染香

■月丘夢路、久慈あさみ

S25('50)/新東宝=昭映プロ/白黒/1時間16分

監督:阿部豊原作:川口松太郎脚色:八住利雄撮影:三村明音楽:早坂文雄美術:下河原友雄出演:藤田進、池部良、月丘夢路、久慈あさみ、高田稔、柳永二郎、入江たか子

戦時下の伊豆で医学生の圭一(藤田)と別荘番の娘・伸子(月丘)は恋に落ちるが、彼女は忽然と姿を消してしまう…。宝塚の娘役トップだった月丘が哀愁漂うバーのマダムを好演。同じく宝塚出身・久慈の映画デビュー作でもある。

*デジタル上映

8月13日(土)11:00
8月14日(日)17:45
8月15日(月)16:30
8月17日(水)14:15
8月18日(木)19:15
8月19日(金)12:00

©国際放映

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10. 東京アンタッチャブル

■丹波哲郎

S37('62)/東映東京/白黒/1時間33分

監督:村山新治脚本:長谷川公之撮影:仲沢半次郎音楽:池田正義美術:田辺達出演:三國連太郎、高倉健、丹波哲郎、渡辺美佐子、三田佳子、筑波久子、織本順吉

服役中の宝石店襲撃犯が脱獄。追跡する刑事を嘲笑うように殺人を犯しながら逃亡を続けるが――。逃げる丹波と追う三國と高倉の緊迫の闘いを描く迫真のサスペンス篇。脱獄犯・丹波の圧倒的な凄みは右に出るものなし。

8月13日(土)13:15
8月14日(日)11:00
8月15日(月)19:15
8月17日(水)16:30
8月18日(木)12:00
8月19日(金)14:15

©東映

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11. ゴジラ対ヘドラ

■井上泰幸

S46('71)/東宝/カラー/1時間25分

監督:坂野義光脚本:馬淵薫、坂野義光撮影:真野田陽一音楽:真鍋理一郎美術:井上泰幸特殊技術:中野昭慶出演:山内明、川瀬裕之、木村俊恵、麻里圭子、柴本俊夫

環境汚染から生まれた公害怪獣へドラの暴走をゴジラは止められるか?!――今もカルト的人気を誇るへドラは、多くの円谷英二作品に携わった美術監督・井上泰幸のデザイン。アングラやサイケ等の時代を反映するカルチャー描写も興味深い。

8月13日(土)15:30
8月14日(日)13:15
8月15日(月)12:00
8月17日(水)19:15
8月18日(木)14:15
8月19日(金)16:30

©1971東宝

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12. 自由な女神たち

■加藤治子

S62('87)/松竹映像/カラー/1時間33分

監督:久世光彦脚本:金子成人撮影:兼松熈太郎音楽:小林亜星美術:森田郷平出演:松坂慶子、桃井かおり、平田満、加藤治子、笠智衆、片桐はいり、イッセー尾形

場末のキャバレー歌手・徳子(松坂)は、整形手術で手にした美貌が崩壊の危機だと知り、昔の仲間・咲江(桃井)を頼って草津温泉にやって来た――。向田邦子作品で知られる演出家・久世光彦の監督作で、久世作品常連の加藤治子も好演。

8月13日(土)17:45
8月14日(日)15:30
8月15日(月)14:15
8月17日(水)12:00
8月18日(木)16:30
8月19日(金)19:15

©1987松竹

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13. 「粘土のお面」より  かあちゃん

■豊田正子

S36('61)/ 新東宝/白黒/1時間27分

監督:中川信夫原作:豊田正子『粘土のお面』脚本:館岡謙之助撮影:平野好美音楽:木下忠司美術:黒沢治安出演:伊藤雄之助、望月優子、二木てるみ、津沢彰秀、北沢典子、宇津井健、丹波哲郎

豊田正子の小学生時代の作文集『綴方教室』の続編『粘土のお面』の映画化。貧乏長屋に住むブリキ職人一家の暮らしを、名匠・中川信夫がいきいきと描いた名作。極貧の中の家族の泣き笑いが心に響く感動を呼ぶ。

*デジタル上映

8月20日(土)11:00
8月21日(日)17:50
8月22日(月)16:40
8月23日(火)14:20
8月24日(水)12:00
8月25日(木)19:15
8月26日(金)16:40

©国際放映

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14. みれん

■瀬戸内寂聴

S38('63)/東京映画/白黒/1時間39分

監督:千葉泰樹原作:瀬戸内晴美(寂聴)『夏の終り』脚本:松山善三撮影:西垣六郎音楽:黛敏郎美術:小島基司出演:池内淳子、仲代達矢、仲谷昇、岸田今日子、乙羽信子、山岡久乃、加東大介

織物図案家の知子(池内)は、売れない物書きの男(仲谷)とその妻(岸田)との奇妙な三角関係をずるずると続けていたが、ある日かつての恋人(仲代)と再会し…。瀬戸内寂聴が出家前の「晴美」時代に執筆した自伝的小説の映画化。

8月20日(土)13:15
8月21日(日)11:00
8月22日(月)19:15
8月23日(火)16:30
8月24日(水)14:15
8月25日(木)12:00
8月26日(金)19:15

©1963東宝

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15. 春日和

■加藤治子

S42('67)/松竹/カラー/1時間28分

監督:大庭秀雄原作:菊島隆三脚本:菊島隆三、下飯坂菊馬撮影:川又エ音楽:池田正義美術:佐藤公信出演:岩下志麻、栗塚旭、山形勲、加藤治子、左幸子、森光子、砂塚秀夫

母(加藤)と二人暮らしの泰子(岩下)は、自身の結婚前に出奔した父(山形)を連れ戻そうと画策するが…。松竹少女歌劇団出身の加藤治子は、戦前から映画出演する等その芸歴は長く、当たり役となったホームドラマの母親役は記憶に新しい。

8月20日(土)15:30
8月21日(日)13:15
8月22日(月)12:00
8月23日(火)19:15
8月24日(水)16:30
8月25日(木)14:15
8月26日(金)12:00

©1967松竹

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16. 近頃なぜかチャールストン

■千石規子

S56('81)/喜八プロ=ATG/白黒/1時間56分

監督:岡本喜八脚本:岡本喜八、利重剛撮影:加藤雄大音楽:佐藤勝美術:小方一男出演:利重剛、古館ゆき、財津一郎、本田博太郎、小沢栄太郎、田中邦衛、千石規子

独立国家を名乗る老人たちが巻き起こす珍騒動を描いた社会風刺コメディ。ヤマタイ国閣僚の紅一点を演じた千石規子は、10代からムーランルージュ等の舞台に立ち、戦後は映画界にも進出、特に黒澤明作品での演技は高く評価された。

8月20日(土)17:45
8月21日(日)15:30
8月22日(月)14:15
8月23日(火)12:00
8月24日(水)19:15
8月25日(木)16:30
8月26日(金)14:15

©1981東宝