- 〈 書籍の内容 〉
- 「踊りの神様」七世三津五郎が名舞踊十六曲の秘伝を語る・・・
◇七世坂東三津五郎は明治十五年(1882)、十二世守田勘弥の子として生まれる。明治二二年、八十助を名のって初舞台を踏み、同三九年に七世を襲名。文化功労者、芸術院会員、人間国宝。特に舞踊は近世の名人と称された。昭和三六年(1961)没、享年七九才。
◇本書は「踊りの神様」と呼ばれた名人・七世三津五郎の舞踊についての芸談集。名舞踊十六曲の秘伝を語り、踊り手の心得が詳述され、「踊りの教科書」と言われる知識がぎっしりと収められています。何気ない語り口の内に秘められた舞踊の真髄。踊る人、踊りを見る人それぞれに舞踊の興味と理解を深める貴重な一冊です。
◇<舞踊芸話>
道成寺/供奴/関の扉/戻駕/玉兎/鷺娘/三つ面子守/山帰り/源太/靭猿/流星/傀儡師/吉野山/六歌仙/舌出し三番/俳諧師
◇<踊り雑話>
子供の頃のこと…ゆったりと踊ること…いきのあうということ…好きな踊・嫌いな踊のこと…姿勢のこと…能との関係のこと…眼をつかうということ…扇をつかうこと…舞、踊、科のこと…舞踊の形式のこと…豊後節と長唄のこと…間のこと…足拍子のこと…袖口を持つこと…「所作の心得」のこと…腰のこと…わりみのこと…手拭のことなど…中村芝翫のこと…花柳勝次郎のこと
<坂東三津五郎の代々>
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