- 〈 書籍の内容 〉
- 『親なるもの断崖』曽根富美子最新作登場!
現代を生きる、性に傷つくすべての女性に捧ぐ。
実親からの壮絶な性虐待を受け、大人になった女性・透子。
利用価値がなくなり捨てられた彼女は、
ついに限界を超え、街を彷徨い歩く…何かを求めて……
「特別養子縁組」という
生まれ来る子どものための制度を活かす支援団体を舞台に、
様々な事情を抱える女性、
家族への問いを抱える大人を描いてゆく。
女性とは、親とは、子どもとは……
現代社会に今も存在する“虐待"や“性的搾取"に
正面から挑む!
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 過酷な環境で生き延びた「大人になった子どもたち」ーー
彼らがさらに「望まない子ども」を授かった時ーー
子どもを生かすために選ぶ場所。
ここには、迷いを引きずり、何よりも傷つきながら決断する、
必死に生きる人間の姿があります。
- 〈 目次をみる 〉
- 第1話――――――005
第2話――――――043
第3話――――――075
第4話――――――107
第5話――――――137
第6話――――――153
第7話――――――169
第8話――――――191
- 〈 電子版情報 〉
- 彩愛のひと 1
Jp-e : 098608830000d0000000
実の両親から性的虐待を受け続け、心も体もボロボロになった女性・透子。
彼女は目的もなく生きながらえつつ、それでもすがる思い出があった。
たったひとつの、色鮮やかな恋ーー恋人・沢拓との思い出が。
実の親、養い親ーー子どもにとって本当に必要なものは、何か?
今注目される「特別養子縁組」を描きながら、
女性という性を穴が開くほど見つめる、
曽根富美子の最新作、登場。
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