- 〈 書籍の内容 〉
- 女子刑務所内の、一般人が通う美容室にて
女子刑務所の中に、
“受刑者が一般客の髪を切る"美容室がある。
美容師は、重い罪を犯した者。
だけどそこには、いつも青空があった――
服役中に美容師となった小松原葉留は、
女子刑務所内の美容室で、一般客の髪を切っている。
天井から壁まで青空が描かれた
その美容室を訪れる者は、
小松原がもたらす静かな時間に
いつしか心を洗い流され……
小松原はなぜ、美容師として鏡の前に立つのか。
客たちはなぜ、そこで髪を切るのか。
『アルティストは花を踏まない』の新鋭が贈る、
ひとりの受刑者と、社会を生きる女たちの
あたたかな再生の物語。
空はどこまでも、青く、深く。
誰の上にも、きっと――
描き下ろし美麗カラーイラストも収録!
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 「何かに一度つまずいたり、転んだりした人が
また立ち上がる姿を描きたい」と語る小日向まるこ氏。
桜井美奈さんの同名小説(双葉文庫)を原作に、
悩みながらも前に進もうとする女性たちの姿を
繊細なタッチで描き出します。
前作『アルティストは花を踏まない』にて
第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門
審査委員会推薦作品に選出された、
小日向まるこ氏の新境地。
連載時、かつてない反響を呼んだ
やさしくてあたたかな物語です。
- 〈 目次をみる 〉
- 描き下ろしカラーイラスト………1
第1話 芦原志穂……………………………5
第2話 刑務官・菅生…………………55
第3話 鈴木公子…………………………87
最終話 小松原奈津…………………117
特別編 エピローグ…………………155
- 〈 電子版情報 〉
- 塀の中の美容室
Jp-e : 098607370000d0000000
女子刑務所内の、一般人が通う美容室にて
女子刑務所の中に、
“受刑者が一般客の髪を切る"美容室がある。
美容師は、重い罪を犯した者。
だけどそこには、いつも青空があった――
服役中に美容師となった小松原葉留は、
女子刑務所内の美容室で、一般客の髪を切っている。
天井から壁まで青空が描かれた
その美容室を訪れる者は、
小松原がもたらす静かな時間に
いつしか心を洗い流され……
小松原はなぜ、美容師として鏡の前に立つのか。
客たちはなぜ、そこで髪を切るのか。
『アルティストは花を踏まない』の新鋭が贈る、
ひとりの受刑者と、社会を生きる女たちの
あたたかな再生の物語。
空はどこまでも、青く、深く。
誰の上にも、きっと――
描き下ろし美麗カラーイラストも収録!
堀の中がどうなってるのかに興味を持ち購入しました 美容師と言う職業にも関心がありました とても良い本でした 又関連書籍がでたら 購入を検討したいです 人気がでるといいですね(46~50歳 男性) 2021.1.20
無料サンプルで1話読ませていただきましたが、小松原さんと関わる人たちが、彼女を通して愛らしさを増していく様が心を和ませてくれました。また、青空の空間という箱の設定がステキだなと。 ドラマ化されてもいいのでは。と 作品を読ませていただいた後に思いました。 (46~50歳 女性) 2021.1.2
本屋さんの新刊コーナーで偶然見かけてタイトルと綺麗な青空の表紙に惹かれて購入しました。刑務所の中に美容室?と最初から引きこまれました。実際にそういう場所があるのでしょうか?すごく気になります。第3話のお話しが1番好きなストーリーでした。物語が進むにつれ鈴木さん笑顔が増えていくのが嬉しくて。ピンクヘアーも似合うと思う!姉もこの漫画に興味あると言っていて貸す予定です。素敵な本が読めて癒されました。(26~30歳 女性) 2020.11.25
テーマに惹かれました。(46~50歳 男性) 2020.11.21
優しいタッチの画と、ストーリーが とても素敵で、一気に読んでしまいました。(46~50歳 男性) 2020.11.18
人の人生をゴシップネタの消費物にしてしまっていないかと悩んでくれている編集者さんが現実にいる事を願っています。 この本のいいところは大袈裟な表現がないところだと思います。 人同士のゆるい、けれどあたたかくて時に力強いつながりを、丁寧に描いて下さっていると思います。 例のことわざの続きも初めて知りました。 どのような場所であっても、自分と、社会と、真摯に向き合い、問い続ける人の姿を、この漫画を通して見ていく中で、一つのあたたかな物語として、私をはじめとした多くの読者の胸に刻まれる事だろうと思います。そして、時折この物語に出てくる人たちのように、読者それぞれの迷いや失敗、考え方などに触れていきながら、自分の人生はどうだろうかと、見つめ直すきっかけにもなるだろうと思いました。 ありがとうございました。(26~30歳 女性) 2020.11.17
面会で笠松刑務所に何回か行くことがあり、美容室があるのは知っていました。新聞で見たとき、親近感がわき思わず手にとってしまいました。(26~30歳 女性) 2020.11.16
購入した書店でかねてから気になっていた。繊細な画のタッチ、人間ドラマ、表紙の青空。様々な人物像を多角的に描こうという試みが大好き。しかも時間軸が進んでおり、ひとりひとりの人生にある種の“再生"がもたらされ、現在進行形であるところに、清々しさと、自分の人生への希みを見る。ジェンダーフリーに、多くの方々に読んでほしいと思う。バスの車内で堂々とページをめくれるコミック。自分の近しいひとに「井の中の蛙──」を地で行く方々がおり、重なった。全1巻であることも購入のきっかけ。(51~55歳 男性) 2020.11.7
雑誌の連載時から気になり、単行本の試し読みを数回して、購入を決めました。テーマは重いながらも、小日向まるこさんの作画に優しさを感じる素敵なコミックスだと思いました。(46~50歳 男性) 2020.9.21
美容師をしてるので、美容室をテーマにした漫画で目に止まりました。 最後のお姉さんの素直に上手くなったねと言えなかったところはすごく心に響きました。 心理描写もうまく、登場人物の心の部分がうまく表現されていて、感動しました。 一巻だけなのがざんねんですが、素敵な漫画を読ませていただきました。 ありがとうございます。(31~35歳 男性) 2020.9.16
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