- 〈 書籍の内容 〉
- 「トランプのアメリカと日本」のヒント満載
大統領選の前に書かれた本ながら、トランプ政権成立後の日米関係がわかると話題の書! 戦後、対米追随を続けてきた政治的「草食系」の日本人。しかし、北朝鮮に対する「テロ支援国家指定」の解除や、福島原発事故の「トモダチ作戦」の裏側での行動は「アメリカは、いざという時、助けてくれるのか」という疑問を生じさせ、日本人の中に"対米自立意識"が育ち始めた。そして、それは2016年のヒット映画『シン・ゴジラ』の隠れたテーマともなっている。また、トランプの出現により日本の右派も左派も揺れているが、普天間基地移設問題は解決の方向へ進み、自立は加速、日米関係が終わりに向かうことを示唆する。そして、北朝鮮や中国には、日本は独力で対峙するしかなくなる――。気鋭の論客が大統領選の前に著した、福島原発、シン・ゴジラ、ドナルド・トランプで読み解く、日米同盟の「終わりのはじまり」。
本書の構成
序章 アメリカへの違和感
第1章 『シン・ゴジラ』と「3.11」
第2章 日本人と政治的発言
第3章 対米自立意識の芽生え
第4章 原発事故と消えたアメリカ
第5章 ドナルド・トランプという衝撃
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 著者の古谷氏は、政治やネット右翼などを論じる、いま注目の若手評論家ですが、文学や漫画、映画の知識も豊富です。
本作品でも、映画では『シン・ゴジラ』から、『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』、1915年のアメリカ作品『國民の創生』を紹介。漫画では『沈黙の艦隊』やつげ義春の作品、文学では筒井康隆や村上龍の作品を俎上に載せて、対米意識の変化を論じます。今までなかった、2010年代の「日米関係論」です!
- 〈 電子版情報 〉
- 草食系のための対米自立論(小学館新書)
Jp-e : 098252680000d0000000
今、見えてきた日米関係「終わりの始まり」。
戦後、アメリカに追随するばかりだった政治的「草食系」の日本人。しかし、北朝鮮に対する「テロ支援国家指定」解除や福島原発事故の「トモダチ作戦」で暴かれた真実は、「アメリカはいざという時、本当に助けてくれるのか」という疑問を生じさせ、日本人に“対米自立意識"が芽生え始めた。
この意識は大ヒットしている映画『シン・ゴジラ』にも読み取れる。
気鋭の論客が、近年の日米関係を政治や文化の面から検証。
「アメリカは同じ価値観を持つ同盟国」という幻想を一刀両断にする。
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