- 〈 書籍の内容 〉
- 城を愛する人に見てほしい空前絶後の名城画
昭和30~40年代に、全国の古城を訪ね、古写真や古書を集めて、精密で息をのむ美しさの復元鳥瞰図を描いた画家がいた。荻原一青〈おぎはら・いっせい〉(1908~75)である。元は友禅画家だったが、23歳の時、故郷尼崎城の荒廃に心を傷めたのをきっかけに、日雇い労働をしながら、全国の復元城郭画制作に生涯没頭した。荻原の遺した精緻で美しい名城画、109城、180点を、日本を代表する城郭研究家の西ヶ谷恭弘氏の解説文と共にまとめた本。
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 荻原一青画伯は昭和50年に亡くなりましたが、生前、総カラー印刷の画集出版を切望していました。昭和53年に、小学館から一千部限定の豪華画集『日本名城画集成』が刊行され、画伯の夢はかないましたが、刊行と同時に完売し、
まぼろしの画集となったのです。本書は、約40年を経て、豪華画集に収録した全図を掲載した普及版です。城を愛する人、必見です。
- 〈 目次をみる 〉
- はじめに「荻原一青画伯と城郭画」 2
九州の城
鹿児島城10 八代城12 熊本城12 平戸城14 島原城15 佐賀城16 鹿島城16 唐津城17 久留米城18 福岡城18 臼杵城20 岡城21 佐伯城21 大分城22 日出城24 中津城25 小倉城26
四国の城
高知城28 宇和島城30 大洲城32 伊予松山城34 今治城36 丸亀城36 高松城38 徳島城40
中国の城
岩国城42 萩城43 広島城44 三原城46 福山城48 津山城50 備中松山城52 岡山城54 松江城56 米子城58 鳥取城60
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