小津安二郎 名作映画集10+10
小津安二郎名作映画集10+10 1 東京物語 落第はしたけれど
- 〈 書籍の内容 〉
- 映画・東京物語、落第はしたけれど+解説本
「家族」をテーマに、静かで凜とした人間ドラマを描きつづけた小津安二郎。没後50年になろうとする今も、観客の心に染み入り、とらえて離さない輝きを放っています。小津は、生涯で54本の作品を監督しました。
小津作品といえば、『晩春』以降の小津調といわれる戦後の作品が有名ですが、戦前には、サイレント作品を29本撮っています。その作品群は、サスペンスありギャグ物あり。戦後の小津芸術とは、また違う作風に驚かされます。
そこで、「東京物語」など戦後の代表作10作と、貴重な戦前のサイレント映画10作を毎巻2作品ずつ収録、解説本とセットにしました。DVDは、本シリーズの為に作られた新盤です。
解説本(32頁)には、作品解説、現役映画監督が語る見どころ、小津の生前を知る人のインタビュー、小津作品の大ファンである内田樹の連載、ロケ地や出演者の紹介など、充実した内容です。
- 〈 編集者からのおすすめ情報 〉
- 第1巻には、発刊記念特典で「東京物語」劇場公開(昭和28年)時の「宣伝用プレス・シート」(復刻版)が付いてます! 新聞・雑誌記者や映画関係者などへ、作品の紹介・宣伝用に配られた非売品の印刷物です。
第1巻の「思い出の小津安二郎」インタビューは、女優・中井貴惠さん。子どもの頃小津監督からもらったハガキを掲載。「スーダラ節」を踊る佐田啓二一家と自分を描いた自筆画は、ファン必見です!
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