- 定価
- 607円(税込)
- 発売日
- 2009.11.06
- 判型/頁
- 文庫/272頁
- ISBN
- 9784094084443
電子版情報
- 価格
- 各販売サイトでご確認ください
- 配信日
- 2013.01.25
- 形式
- ePub
- 〈 書籍の内容 〉
- 知らぬ間に麦畑に紛れ込み、はびこっていく毒麦のように、容赦なく人々の心をむしばんでゆく悪意の種子。その種子を蒔くのは、生まれついて悪しき人々なのか、あるいは無垢と見える我々自身なのか。
凄惨なまでに人間の弱さ、醜さを描き続け、血を流すような痛みの中で読者に人間の営為と神の愛を問い続けた三浦綾子。父の不倫に端を発した両親の別居で、徐々に孤独の淵に追いつめられていく少年の姿を描いた表題作の他に、作家活動中期の短編『尾灯』『喪失』『貝殻』『壁の声』を収録。三浦綾子の問いかける声は、今も我々の生きる糧となる。
- 〈 電子版情報 〉
- 三浦綾子 電子全集 毒麦の季
Jp-e : 094084440000d0000000
人間の弱さや醜さを凄惨なまでに描いた人間の生き方を問う5編の短編集。
知らぬ間に麦畑に紛れ込み、はびこっていく毒麦のように、容赦なく人々の心をむしばんでゆく悪意の種子。その種子を蒔くのは、生まれついて悪しき人々なのか、あるいは無垢と見える我々自身なのか。父の不倫に端を発した両親の別居で、徐々に孤独の淵に追い詰められていく少年の姿を描いた表題作のほかに、『尾灯』『喪失』『貝殻』『壁の声』を収録した短編集。
『尾灯』は、2002年(平成2年)に、『喪失』は、2005年(平成5年)に、テレビドラマ化され話題を呼んだ。
「三浦綾子電子全集」付録として、よく通った地元の居酒屋広告に載せたコラムを収録!
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